中国ビジネスの難しさについて

中国ビジネスの難しさについて

今年6月に関西に転勤となった加茂@兵庫です。
私も庄司さん同様RBCの古株となりました。
村上君の前に割り込ませてもらいます。
さて、せっかくなので自己紹介もかねて自分の仕事についてを書いてみます。
私の見たものですので、偏見等もあると思います。ご了承ください。
中国ビジネスの難しさ
私は、現在中国、台湾向け鉄道電機品を納入することを通して、
鉄道プロジェクトの一員として対応しております。
そのため、もちろん中国人と交渉、協業をしていきます。
また中国企業との合弁会社と3社にて案件へ取り組むことは大変な労力がいる。
それは何でしょうか?
言葉の問題ではありません。
まったく思考のロジックが違うということです。
もっと具体的に言うと、
私たちが「1」ということは「1」ではない。
昨日「1」ですよね?と確認して、議事録に残しても次の日には「1」ではなくなる。
※国内ビジネスではやっていませんでしたが、毎回の打合せで議事録を残し、サインをします。
私が始めて出張した時の打合せが印象的でした。
昨日一日掛けて決めた内容の議事録を捨てるかのように、机の上にほいっと投げ、一からはじめよう、とは言わなかったけど、初めから話し始めるのです。
なぜ?と聞きたくなります。
すると・・・
昨日は昨日、今日は今日。。。
とか、
上司が認めたなかったから。。。
とか※会社の代表としてサインしているんだろ・・・と言いたくなります。
しかも、あたかも自分の言っていることに否がないかのように。
正直何度もそうした交渉の場でやっていますが、
その理由はわかっていません。
今はとくにかく根気つよく、根気強く、ひとつひとつを確認し、3歩進んで2歩下がる。
そんな交渉で一歩一歩進むようにやっています。
ただ、国内であれだれであれ、実はこうした「違い」というのは大小はあれどあるのだと思います。
しっかりとした基礎を学んでいると思い、交渉術を身に付けて生きたいと思います。
また中国ビジネスについては、せっかくなのでお話できればよいなと思います。
逆になにか質問等あれば言って下さい
次は村上くんです。

etcstaff

3 comments so far

大久保修Posted on8:12 pm - 12月 19, 2006

まさしく世界を舞台にビジネスをされていますね。
日本の狭い世界でしか、仕事していないので、
とても参考になりました:wink:

友部武志Posted on3:40 am - 12月 20, 2006

RBCの講師でいらっじゃったかたも 
中国人とのビジネスマナーの差に悩まされたと
言ってましたね。
おもしろいです。
また聞かせてください。

かもPosted on7:01 am - 12月 20, 2006

>大久保さん
 コメントありがとうです。
 正直イメージしていた海外営業とは違ってました。
 国内での仕事も大変だったけど、海外はそれはそれで難しさがあります。
>ともべっち
 そうですね、ビジネスマナーでも時間へのルーズさ、突然明日来い!とか苦労するところです。
 是非また話せてください