スイス、大丈夫?

スイス、大丈夫?

こんにちは、ひらたです。
先日、仕事でスイスに行ってきました。
みなさんは、スイスってどんなイメージをお持ちでしょうか。
時計、マッターホルン、アーミーナイフ、中立国、ユーロ圏ではない、ハイジ
などなど色々あると思います。
製造業という観点で言えば時計をはじめ非常に精密なモノ作りをする国として有名です。
スイス人やドイツ人は職人気質で、そういう意味では日本とマインドが近い国でもあります。
時間もきっちりしているし日本人としては暮らしやすい国なのですが、
1つだけ
ただ一つだけ問題が、、、、
物価が高いのです。
例えば普通にレストランでボロネーゼのパスタを食べるとそれだけで16フラン(約1,800円)近くになります。
ヨーロッパでは日本ほど外食が安くないですが、それにしても高い。
スイス人も高いと思っていて、買い物の基本は周りの隣国へGOです。
スイスは5つの国に囲まれています。
ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタイン
私が滞在したBuchsという田舎はリヒテンシュタイン、オーストリア、ドイツが近いため
みんな国境を超えてご飯を食べに行ったり、買い物に行くようです。
そうなるとお金が外に流れてしまうので、自然と危機感から競争が生まれ国内の物価が下がる
ような気がするのですが、そうでもないみたいのが不思議なところ。
その原因はこんな強者がいるからかもしれません。
仕入先の社員の一人はこう言います。
「私はスイス人だしスイスにお金を落とすのは当然。だからスイスでしか買い物をしない!」
こういうマインド方がスイスを国として成り立たせているのでしょうか。
国としても国内企業を守ろうとする動きが強いです。
例えばコーヒーはネスレがあるので、海外からのコーヒーメーカーには高い税金がかかります。
軽い鎖国状態?
ただ時代の流れとしてはそういった事を続けるのは難しいですよね。
Amazonあたりに市場を侵食され、国内市場が適応できず真っ先に暴落してしまうのでは?
今回の訪問でそんなコトを危惧してしまいました。
ネガティブな感じになりましたが、スイスは非常に過ごしやすく
自然や歴史が好きな方は最高の国ですのでぜひ!
ちなみにスイス人の7割ぐらいはスイス訛りのドイツ後を話すので、
「Yes」を「ヤーヤー(日本語読みだとこんな感じ)」
「No」を「ナイナイ」と言っています。
日本人が言うと結構ウケますので是非使ってみてください。
ではまた。
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明日は加藤さんです。

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