映画レビュー『かぐや姫の物語』

映画レビュー『かぐや姫の物語』

こんにちは、スタッフの大久保です。
今回も映画レビュー(ネタバレなし)を書きます。
今日は『かぐや姫の物語』です。
【あらすじ】
今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり……。
【オススメ度】
 85点(100点満点) ※あくまでも個人的な感想です。
【レビュー】
日本最古の物語『竹取物語』が原作。
高畑勲監督が制作に8年、50億円もかけてようやく公開が叶った作品。
大筋のストーリーが知られている物語を2時間以上の映画にすることは
作る側にとってみれば困難なことだと思いますが、
逆にそれが腕の見せどころでもある。
そして、今回はオープニングである竹から生まれる場面から
エンディングの月に帰るまでの間を丁寧に起承転結を描いたことにより、
感動的な映画になったように思いました。
(実際、映画館では泣いている人が意外と多かったです)
あと、エンディングで流れる
二階堂和美さんの『いのちの記憶』は、とてもこの映画にピッタリでした。
ここ最近のジブリ映画に不満をお持ちだった方にはオススメします。
※逆に「『風立ちぬ』が良かった」というような玄人には
 退屈な映画なのかもしれません。。。
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明日は野村君です。

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