こんにちは。スタッフの小沢です。
さて、みなさんはどのコンビニによくいきますか。
何故そのコンビニを選びますか。
結局のところ、通勤経路にあるから、職場の近所にあるから、という理由が一番多いわけなんですが。
私はセブンイレブンに一番よくいきます。
理由は上記のとおり。
ですが、もうひとつ大きな理由があります。
とある商品を購入したいがためです。
それはどんな商品かというと、おにぎりでもスイーツでもなく・・・
「めかぶ」3パック入り¥178
です。
は?となった方、すみません。笑
めかぶはわかめの根元部分のようなもので、ネバネバ系海藻です。
そのまま食べてもよし、納豆に混ぜてもよし、豆腐に乗っけてもよし、まあとにかく美味しいやつです。
スーパーにももずくの横あたりに売っています。
セブンプレミアムのめかぶが優秀なんですね。
スーパーのものより量も味も良いので、私はスーパーによったあと、わざわざセブンにいきます。
そして、めかぶだけではなんなんで、デザート系も一緒に買ったりします。
もし私個人のレシートデータを分析できたら、おそらく異常な頻度でめかぶを買っていることがわかるでしょう。
残念ながら近所にイトーヨーカドーがないので行っていませんが、あれば他のスーパーに行かずに、イトーヨーカドーひとつですべての買い物をすませるでしょう。
それだけ、私にとってセブンプレミアムのめかぶは「吸引力のある商品」なのです。
このめかぶひとつで私はセブンイレブンの多頻度購入顧客になっています。(購入額の多少はまた別問題ですが。)
そして、こうして、セブンのめかぶは美味しいとネット上で口コミをしているわけです。
ちなみに、セブンイレブンに全体に対するブランドイメージには特に良いイメージはありません。
むしろ、なんか巨大化してあちこちに出店してセブンイレブンで制圧しようとしているような気さえして、面白くないと思っている節すらあります。
それでも、めかぶは大変評価しており、それに惹かれて週に何度も来店しているわけです。
もし、セブンイレブンからこのめかぶが消えたら、行く意味すらなくなるといっても過言ではないでしょう。
他のものはスーパーで事足りるのですから。
(もしイトーヨーカドーからこのめかぶが消えたら、ほかのスーパーですべてお買い物をするでしょう。)
こういう顧客にとってのコア商品の存在は、コンビニの場合は品数が少ないのでわかりやすいのですが、スーパーだと同時に様々なものを購入するので見つけにくいのです。(特にメジャーな商品でない場合は)
全体の購買量や購買額からすると少ないからといって、こういう実は評価されているコア商品を打ち切りにしてしまうと、そのコア商品を目的に来店していた顧客は来店しなくなります。
ID付きPOSデータや顧客の声を聞きながら、こういうコア商品の把握をするのはもちろん、他社にはない魅力的なコア商品をどんどん作っていくのが大事ですね。
ちなみに、最近セブンイレブンでもうひとつ魅力的な商品ができました。
それは
「焼さばごはん」¥298
です。笑
焼いたさばの身をほぐしたものを乗っけただけのシンプルなお弁当です。
正直、おにぎりとかサンドイッチとか飽き飽きしているんですよ。
かといって、普通のお弁当だと高い、ありきたり、量も多い、CPがよくないというイメージがあって。
そんな時に、変わり種のお弁当が、焼さばごはん。
おうちで焼き魚と白いご飯を食べているようなほっこり感が味わえます。
おにぎり2個分よりちょっと高いくらいの値段ですむというのもありがたい。
仕事中の昼飯はもともと時間とお金をかけずに手軽なものがよかったので、そんな方にはぴったりですね。
これに100円くらいのカップみそ汁でもつければ十分です。
まあ、マニアックな話にはなりましたが、この勢いで各社オリジナルの良いコア商品をたくさん出してほしいですね。
顧客を惹きつけてやまない商品がたくさんあればあるほど企業も安定しますしね。
明日は大久保さんです。