映画レビュー『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』

映画レビュー『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』

こんにちは、スタッフの大久保です。
今回も映画レビュー(ネタバレなし)を書きます。
今日は『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』です。
【あらすじ】
宇宙から来た謎の生き物キュゥべえの力によって、どんな願いでも一つだけかなえる代わりに魔法少女となった鹿目まどかは、魔女と戦うほかの魔法少女たちの悲しい姿を見て、魔女が存在しない世界を願った。彼女の願いはかない世界は改変されたが、魔女の代わりに魔獣がはびこるようになり、魔法少女の暁美ほむらは戦闘の継続を胸に決める。その後、月日は流れ魔法少女の美樹さやか、巴マミ、佐倉杏子、ほむらは、ナイトメアと呼ばれる怪物退治に精を出していた。あるときほむらは、戦いをこなしていくうちに疑問を感じるようになる。
【オススメ度】
 90点(100点満点) ※あくまでも個人的な感想です。
【レビュー】
魔法少女まどかマギカは、もともと2011年にテレビの深夜枠で放送されていたアニメです。
キャラクターが萌え系なので、敬遠されがちなアニメですが、内容はとてもしっかりしています。
対象年齢が低いように見えて、実際に子供が見たら、あまりよい影響がないだろうと思われるほど、ダークな物語です。
劇場版としては、[前編] 始まりの物語、[後編] 永遠の物語が今まで放映されていましたが、これはアニメ版の総集編みたいなもので、今回の[新編]叛逆の物語がアニメ版にはないオリジナルの物語。そのため、公開前から注目されていました。
公開当日の午前0時に上映し、その後明け方までのプログラムがすべて満席となるほどの人気でした。
テレビで放送していたアニメが劇場版として映画で上映することはよくあることです。
すでに固定ファンがいるので制作サイドは興行的には安心して映画を作れるでしょうが、内容の良し悪しによってテレビ版アニメのファンを裏切ることにもなりかねない、とても危険な行為でも有ります。
さて、では今回の[新編]叛逆の物語はどうか。。。ネット上では意見が真っ2つに別れるほどの問題作です。
起承転結がしっかりしていて、良い終わり方をしているアニメ版をひっくり返すような内容。
その良し悪しは人によって感じ方は違うかもしれませんが、個人的には良い映画だったと思いました。
感動するとかではないのですが、あのアニメ版の劇場版をつくるとしたら、こういうような物語にするのが最適だったんだろうな、という意見です。
これ以上はネタバレになるので、直接映画を観ることをオススメします。とにかく見た目の萌え系を毛嫌いせずに観ると面白いと思います。
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明日は野村君です。

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