映画レビュー『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』

映画レビュー『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』

映画レビュー『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』
こんにちは、スタッフの大久保です。
今回も映画レビュー(ネタバレなし)を書きます。
今日は『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』です。
【あらすじ】
ひょんなことから東京へ一人旅に出ることになった高校生の和也(佐野岳)は、初めての東京で財布を紛失し途方に暮れる。そんな彼は、自分に話し掛けてきてくれた女性(杉田かおる)やトラック運転手・柳下(イッセー尾形)など見知らぬ人たちに助けてもらう。柳下のトラックに同乗して共に旅する途中、母親と別々に生活している少年と知り合った和也は、柳下に代わって少年を母親のところに送ろうとするが……。(シネマトゥデイより引用)
【オススメ度】
 80点(100点満点) ※あくまでも個人的な感想です。
【レビュー】
喜多川泰の同名小説の映画化。
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを獲った
佐野岳が主演しているのが注目されいます。
公開してから2週間後に行ったのですが、立見が出るほどの盛況ぶり。
なにかと思ったら、映画上映後に原作者の喜多川泰さんのトークショーがある回でした。
ストーリーとしては、主人公の和也が友人に「東京に行ったことがある」と嘘をついたために、そのつじつまを合わせるために実際に東京に一人旅に行くことから、いろいろな出会いによって人間的に成長していくというもの。
一人旅をして困っている和也を助けてくれる人も、それぞれ複雑な状況を抱えていて、
その助けてくれた人に対して和也自身が精一杯出来ることをすることにより、相手も少しずつ助けられていきます。
喜多川泰さんがトークショーで話をされていたのは、
「人は他者からいろいろなものをもらいながら生きている」
ということを伝えたかったとのことでした。
当たり前なんだけれど、大事なことを気づかせてくれる、そんな映画でした。
映画鑑賞後、原作も読んでみましたが、これはこれで良かったです。
喜多川泰さんは執筆のかたわら、学習塾も経営されている方だからだと思いますが、登場人物の心理描写以外に、為になるエピソード・教訓が散りばめられていました。
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明日は野村君です。

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