昨日の友は今日の敵 昨日の敵は今日の友

昨日の友は今日の敵 昨日の敵は今日の友

こんにちは。のむらです。
昨日の友は今日の敵
とか
昨日の敵は今日の友
とか言われることがあります。
これは、人は移ろいやすいということを表しているそうです。
実際に、人の評価や見え方は見る人の都合によって変わります。
例えば、家に強盗が押し入った場面に警官が駆けつけたとしたら、
押し入られた家の人からすれば警官様様なのですが、
強盗からしてみたら邪魔者なわけです。警官自体は同じ人だとしても。
他にも、ある世界的に尊敬されている起業家も、
一緒に働いたことがある人で、クビにされた人(そうじゃない人でも。。)からすると、
とんでもないパワハラ上司でしかなかったりします。
(常人にはとても耐えられないようなプロセスがあったことにより、
世界を驚かせるような仕事をやってのけることができた、という面もあるかもしれないので、
「パワハラだから良くない」と一概に言うこともできないのでしょうが)
さて、先日、とある学生さんから質問を受けました。
「学生時代にやっておいたほうが良いことはありますか?」
これ、社会人になって学生さんに会うと、100%に近い確率で聞かれる質問ですね。
余談ですが、会社員の人がするので多い回答が、
「遊んでおけ」
「旅行に行っておけ」
ですかね。
(別に、どっちも社会人になってもできるんですが。。旅行関連の会社の人が旅行を勧めるのはセールスとしては正しいです。w)
「色んな会社にスカウトされるくらい大学での研究をがんばれ」
「普通のサラリーマンを雇えるくらいに実践的なビジネス経験をしておけ」
というアドバイスのほうが少なくとも好きな会社に入るためには役には立つような気がしますが、
あんまり後輩が金持ちだったりエリートになりすぎると可愛げがなくなるので、
先輩たちはそういう現実は教えてくれません。
というか、自分が上だと思って話してるので、自分を超える方法はなかなか教えてくれません。
話を戻して、、、
この質問に答える時は、だいたい
「周囲の友達が離れてくくらい、好きなことに没頭してみよう」
という話をします。
世界には90億人くらいの人がいると言われますが、
首都圏で育って、そこそこ進学校に行って、そこそこの都心の大学に現役で入ったりしたケースで、
一芸が無い場合というのは、友人知人はほぼ同じ属性の人なんですね。
生活習慣も考え方も、90億人という規模の中のほんの1点に収まってしまいます。
価値観や考え方、感性はもっと色々あるわけですから、
今の考え方や感性では出会えないし友達にもなれない人も、
自分が変わることで友達になる可能性もあります。
一方で、考え方や感性が似ていると思っていた人に違和感を感じると、
友達ではいられなくなったりもします。
ということは、もしも今現在の人間関係が1年経っても3年経っても同じだとしたら、
(絶対とは言えないものの)自分の変化が止まってしまっているかも知れません。
もしくは、惰性程度の成長しか無いのかもしれないです。
目の前の人間関係というのはリアリティがあります。
目の前の人に嫌われたくないというのも人情です。
とはいえ、急成長すると、今度は別の友だちができたりもするものです。
以前の自分では会えなかった人に会えたりもします。
そういう意味では、同じ友だちと長期間仲良くすることは、
無条件で良いこととは言えないようにも思います。
「周囲の友達が離れてくくらい、好きなことに没頭してみよう」
というのは、
自分が没頭した分野で成長することによって、
景色が変わるように、ということでもあります。
もし、自分の成長の足を引っ張るような人間関係であれば、
無理してその関係を維持するのではなく、
「新しい友だちがいるステージへ」
と前進していけば良いのです。
それは悪いことではないと思います。
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