こんにちは。のむらです。
どんなに優れた人であっても、本当に百戦百勝とはいかないのが、
ビジネスの世界であるように思います。
資産額が日本でトップの実業家でさえ、
一勝九敗と言っています。
また、事業や会社は突然勢いづいたりもします。
経営者や事業の責任者にとって重要な事は、
何かのきっかけで火がついたら、
その火をいかに絶やさないようにするか?
ということです。
こういうタイミングを迎えた時に最も恐ろしいことは、
昨日の自分たちに戻ろうとする重力や、
変化を厭う保守的なメンタリティです。
こういう時は目まぐるしく毎日変化があります。
そういうこともあって、
突然変異のように成長する、
過去の延長線上ではない成長をする、
という場合には、
このような時期を迎えることが必然です。
で、こういう時期を乗り越えられなければ、
結局、たいした変化も無いままになるでしょう。
その時に、ひとつ確実なことは、
あらゆることのスピードが早くなるということです。
これまでの考え方ややり方ではダメで、
しかし違う考え方ややり方でその場を乗り切るとなれば、
思考においても行動においてもよく言えば試行錯誤、
もっと露骨に言えば手戻りが発生します。
それでも前進するのですから、
とにかくスピードです。
「これやっておきます」
となったらそのタスク自体がその時点での正解でしかないので、
正解がどんどん変わります。
たまに聞く愚者が刀を舟から落とした時の話がありますね。
昔ある男がいて、舟に乗っていました。
そうしている中で、舟が揺れて刀が海に落ちてしまいました。
しかし男は誇らしげに、
「このあたりから落ちたから舟のヘリに印をつけておいた。
この印があるから刀がどこに落ちているか分かるさ」
と言い放った、という話です。
この話、どう学ぶべきかというところなのですが、
めちゃくちゃハッキリ言ってしまうと、
「スピードが出せない奴はみんなこの愚者だ」
というように思います。
先述のような事業や会社に火がついた時というのは、
もう、舟が揺れまくってるわけです。
そんな時に「これやるべし」と、とりあえず決めたことに対して、
「来週やります」なんてやってたら、
印をつけたまま1週間も舟は揺れながら進み続けてるわけですね。
もうそこにはどんなに上手なダイビングをしたところで、
とうてい刀は無いわけです。
なので、そういう時の正解は、
「印を付ける前にすぐに飛び込んで刀を拾ってこい」
なんですね。
そうするとダイブする回数も増えるのでたいへんかも知れませんが、
それをたいへんと思っている過去の自分たちと決別できなければ、
その場を乗り越えることはできないでしょう。
ということで、
ついた火を絶やさないようにするには、
兎にも角にもスピードです。
どんなにスキルが高くても印をつけて一週間、、、
ではせっかくの火が消えてしまうのです。
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明日はひらたくんです。