カバン(ビジネスバッグ)の中身でロジカル・シンキング

カバン(ビジネスバッグ)の中身でロジカル・シンキング

こんにちは。のむらです。
ビジネスパーソンであれば、大多数の方がカバンを持っていると思います。
(一部、カバンの使用が禁止されている企業や職種もあるとは思いますが。。)
百貨店等でもいわゆるビジネスバッグのコーナーというのがあって、
たくさんのメーカーが様々なバッグを出しています。
さて、私も例に漏れずでビジネスバッグを利用しています。
今のバッグは同じメーカーの同じサイズのものの2代目だったりします。
なぜそうなっているかというと、
「仮に真っ暗闇でもどこに何が入っているかが手探りで分かる状態」
をキープしているためです。
このような状態をキープするとメリットがいくつかあります。
1.モノを探す時間が無くなる
2.モノを忘れなくなる
3.モノを無くさなくなる
4.考えなくて良いことを考える必要がなくなる
裏を返せば、どこに何が入っているかが決まっていないことにより、
「モノを探す」という無駄な時間が発生し、
忘れ物やモノを無くしたことが検知されにくくなります。
また、人間が一日に意思決定できる回数には上限があると言われます。
仮に、ペンケースをカバンのどこに入れるか?を考えて、入れたとすると、
貴重な一回をそんなつまらないことのために浪費することになります。
もっというと、服のポケットのどこに何が入っているかもルールが決まっています。
例えば、カードケースは上着の左ポケット、鍵はパンツの左ポケット、等。
こうすることでやはり、上記のようなメリットがあります。
ちなみに、カードケースが左ポケットである理由は、
カードケースの中に駅の改札で利用する交通系のカードも入っているため、
自動改札にカードをかざす時に左手をつかうことになります。
自動改札では右手でカードをかざすと、
カードが読まれて通行OKの応答がある前に
カラダが改札機のセンサーに達するリスクがあります。
しかし、左手でカードをかざした場合、
自動改札機と人間のカラダの構造上、
カードよりも自分のカラダが後ろにきます。
そうすると、自動改札機でエラーを起こす確率が下がります。
これは極めて単純なロジックではありますが、
自動改札機を通過する
という発生頻度の高い行動を効率化する、
というのは、日々の仕事にも通じるように思います。
(というわけで、ある人が仕事ができる人かそうでないかを見分ける1つの基準になっているとも思っています。)
カバンの話に戻りますが、
まず、何を持ち歩くべきか?から始まり、
それぞれのモノはどこに配置されているべきか?を決めて、
それらを配置するために最適なカバンの要件は?
というのが単純なロジカル・シンキングの流れだと思います。
というわけで、カバン売り場で最も重要なことは、
カバンの中身を確認し、
どこに何を配置するかを検討することだと思います。
同じモデルを選ぶと、その検討時間が不要になるというメリットがあります。
モデルチェンジする場合は、バッグのみならず、ペンケースやポーチ等、
バッグの中に入る入れ物も変えたりします。
こういうことを最初に行っておくと、時間とともに効果が出ます。
もしも、毎日場当たり的な対応をしている方がいましたら、
一度、しっかりとロジカル・シンキングをしてみると良いように思います。
幸いにして年始のあたりでそういうことを考えるのは良いタイミングだと思いますので、
ぜひトライしてみてください。
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