根拠のある自信と根拠のない自信について

根拠のある自信と根拠のない自信について

こんにちは。のむらです。
最近、根拠のある自信と根拠のない自信についてSNSで話す機会がありました。
そもそも自信というのは「信念の強まったもの」だと思いますが、
それに根拠のあるものとないものがあるのですね。
根拠のある自信というのは簡単です。
「これだけがんばったんだから悪いことは無いだろう」
とか
「自分ほど経験のある者はいないから大丈夫だろう」
とかいった話です。
過去の行動や実績を積み重ねることで、
自信が湧いてきます。
ですので、何かをコツコツやっている人は、
今は実感できなくても、そのうち自信がつくときがくるでしょう。
一方で、「根拠のない自信」というのが存在します。
これは、そもそも過去の行動や実績を問題にしていないので、
「自分の人生はうまくいくことになっている。よくわからんけど。」
とか、
「まぁ、うまくいくだろうな。理由はないけど」
という話です。
これは、過去や現状はさておいて、
未来に対して希望がある状態です。
たまに、
「根拠のない自信が持てません。どうしたら良いでしょうか?」
と質問されることがあります。
(ということは、私が根拠のない自信を持っていると思われているからか!?今気づきましたw)
これについては、
人によって色んなアプローチがあると思いますが、
今日はひとつ
「根拠のある自信の根拠があやうい」
という話をしてみます。
根拠のある自信というのは、
過去の行動や実績が土台です。
ただし、過去の行動や実績を「スゴい」と言うには、
それなりの評価が入ることになります。
例えば、
「毎日5キロ走ってきたんだから、体力があるだろう」
という根拠のある自信を持っている人がいるとして、
そういう人が
「毎日10キロ走ってますけど何か?」
という人と対面すると、
それまでの自信が揺らいだりする可能性があります。
というのが、
ある行動や実績を評価する時には、
「相対的に」評価せざるを得ません。
対象となるものがある以上は、人間の価値判断は、
相対的にしかできないからです。
(絶対的なものを認識する能力が人間には無いから、とも言えます)
ということで、「根拠のある自信」の本質は、
優越感だったりするんですね。
優越感というのは比較対象するものを変えると
途端に劣等感に変わったりします。
そういうことを理解すると、
自信を持つのに特定の行動や実績をつかうこと自体が
危ういことが分かるかと思います。
そこで、自信を持つのに特定の行動や実績をつかわないとなると、
これが都合がいいのが未来の話です。
未来というのは未だ来ていない時間のことですから、
何が起こるのかは未知数なわけです。
ということで、未知数なのであれば、
自由に描いてしまって良いわけです。
で、自由に描けるというのは、
不安に思おうが、自信に満ちていようが、
どっちも選ぶのは自分なのです。
ということで、自信のあるほうを選べば良いだけなんですね。
過去になったことは仮に自分にとってダメだなぁ、と感じられる行動や実績でも、
「次はもっとうまくやるにはどうしたら良い?」
というのをちょっと考えたら、
あとはまた未来のことを考えれば良いです。
そうすれば、ずっと自信を持ち続けることができます。
これはもはやスキルだと思います。
つまり、こういった思考を繰り返し行うことで、
身に付いてくる、と。
(逆も癖になりますから、根拠のない自信が無いという方は、
未来を暗く考えるトレーニングを積んでしまっただけなのですね)
ということで、根拠のある自信を持ちましょう。
そうすればまた次、次、とチャレンジしていけます。
私自身、振り返るとダメなことがいっぱいありましたが、
それでもチャレンジし続けられるのは、
それでも明るく生きていられるのは、
確かに、根拠のない自信があるからだと思います。
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