セブ島留学とフィリピンの起業事情

セブ島留学とフィリピンの起業事情

こんにちは。
FIntech大好きNocchiです。
◼︎セブ島留学に行ってみた
留学口コミサイトのスタートアップで著名なところといえば、School with
2014年にはEast Venturesより資金調達し、経営も黒字化しています。
当サイト経由で申し込みが入ると、学校から手数料が入る仕組み。
やはり単価の高いビジネスは収益率が良いですね。
ただの旅行も最近は危険だしつまらんし、冬は欧米寒いわで
そういえば一生に一度くらい留学してみたいなと思い立ち、
さらにせっかくスタートアップの情報を日々見ているのだから
使わないとね、ということで、School with経由でセブへ行ってまいりました。
1ヶ月以上だとキャッシュバックがあったり、
わたしのように短期留学でも、2週間のオンライン英会話が無料でついてきたりします。
今なら紹介入学でキャッシュバックがあるので、ご興味ある人はどうぞわたしまで。笑
台湾とNYに続き、海外一人旅3度目。
英会話もやり続けて2年。登山でサバイバルも経験。
そろそろ一人でどこいっても死なずに帰ってこれるレベルにはなったかな?
アジアにするか、欧米にするかは結構悩んだんですけど、
デング熱やジカ熱で死ぬ可能性と、爆撃や銃殺に遭遇する可能性を比較。
アジア系航空は最近墜落&行方不明、とはいえ欧米系も質はマチマチだし、
まぁここも信じるしかないかと思い、とりあえずLCC(パシセブ)だけは避けて、フィリピン航空。
モニターなし、食事と空調はデルタ並みでしたがCAさんが美人だったのでまぁいいか。
◼︎フィリピンでの留学ビジネスについて
今回、実は英会話についてはそこまでメインで考えて行きませんでした。
アジアでの起業を視野に入れた時、インフラやエコシステム、
日本人資本や外国資本の受け入れられ方などを見て来たかったのでした。
フィリピン人の先生にもその講義のリクエストをしたら
「ええ、英会話しに来てんじゃないのこの子」という目で若干見られつつ笑、
それでも彼女らの前職であったり、他の在住生徒や
経営陣の話(日本人経営者の学校でした)を聞いて、かなりの情報を得られました。
留学ビジネスについて。
情報はフィリピンに限りますが、韓国資本と日本資本がメインとのこと。
ただ、講師への給与や生徒へのハードルの差なのか、
授業の質は日本資本のほうが良いようでした。
(講師の発音が欧米ベースか、講師や生徒の態度が良いかなど)
◼︎アジアでの起業
今時、英会話学校もオンライン英会話もあり、meetupやHelloworldなどのSNSもあり、
東京に至ってはオリンピックと円安でインバウンド天国の昨今、
英語のためだけにわざわざ渡航するのは勿体無し、と思っている私ですが
まぁ、日本の英会話学校は高い、というのと、やっぱり旅行半分な方多し。
Gabaのマンツーマンで40分、授業単価5,000〜7,000円(!?)
今回の授業は50min×6コマ×5日間=10万円弱。寮、朝食費込でも単価3,000〜4,000円。
フライトチケットが8万円だったので、それ込でもまだセブの方が安い。
それだと1週間集中で、半分遊びで行くセブ島留学はお得だからおいでよ、と。
そもそも語学ビジネスって資本主義マンセーな感じですが、、
それでも、ダイエットのFinCなどを見ていると分かる通り
コンプレックスビジネスという人の足元見た体験は、お金が入ってくるのですね。。
そのお金で、tomorrow worldでも行けたらもっと楽しいっすね・・・
アジアでの起業のメリットは、とにかく物価安。
物件の賃貸費用、労働費用の安さが違うので、
日本である程度の貯蓄さえあれば、低予算でビジネスを開始できる。
やるのならば、インバウンド向け教育か飲食だと言われました。
Tech in Asiaみたいなのが浸透しているのかと思いきやそんな感じはなかった。
Wantedly開催のブリッジSEイベントでも似たようなこと聞きましたが、そもそもインフラが整っていない。
あと海外起業には一つ肝があるとのことなんですが、
ちょっとエグい話なので、こちらは聞きたい方、個別にどうぞ。
◼︎各国のインフラ事情、政治、治安の相関性
行ってみると実感しますが、Wi-fiの遅さ、道路の未整備さ、バイク排ガス規制の甘さによる環境の悪さ、
ストリートチルドレンの多さに見る貧富・教育格差。
今回、アフリカのNGOで働いた経験を持つ子と同じチームだったので色々聞けましたが
国の発展レベルで起きる犯罪の種類も違うようです。
欧米だと銃殺人やドラッグ、アジアはスリや詐欺、アフリカだとタクシーで連れ去られて…などなど。
アジアでは一定所得がないと銃が入りにくいからなのか、
誘拐・監禁しての〜といった無理矢理な犯罪率は低いように感じました。
ケニアだとタクシー運賃で揉めたりすると、そのまま撃たれたりするらしい。規制にもよるのかも。
まぁでも、セブ留学でも講師の先生が急遽お休みしたのですが、
その理由が家族が撃たれたから、とかだったりして。。
特に途上国では、目の前の生活が大事で、長期的に国を思って政治を行う人もなかなか現れないらしい。
時事問題ディスカッションの授業をしてくれた若い男の子の講師もそれを懸念していて
なぜフィリピンはTPPに参画しないのだろうか、といった議論をしてくれました。
彼はNegative interest(マイナス金利)についても質問をしてきました。さすがだね。
(あれ、留学に行ったんだったような…)
◼︎おまけにFintech
さて、留学最終日には有志で、全校生徒の前で5分の英語プレゼンができるんですが
“What’s fintech”というテーマでやってきました。
ほんと毎回、給料出てもいいレベルだと思うわけだが。。笑
Fintechという言葉の浸透率は、参加者内では15%くらい。
しかもだいたい日本人なので、実質現地では浸透ほぼナシと見て良さそう。
フィリピンで著名な銀行は、BPIとMetro bankだそう。
街中でもいたるところに支店とATMがあります。
JPM、Citi等の欧米系に加え、日本ではMUFGくらいはなんとか知っておいてもらえた感じでした。
口座開設と銀行融資に長い書類審査と手続きがかかるのは向こうも同じだそう。
投資人口も低そうなので、まだMoney forwardやお金のデザインはいらないかもしれないけれど、
freeeやMerryBiz、bankガードあたりは参入余地がありそうです。
決済についてはクレジットカードの普及率がとても低く、未だに現金決済。
各店舗に危機が備わっていないこともありますが、安全性を重視しているというのも大きいらしい。
(海外はスキミングが多発)
日本に帰ってきて、ここでの最も便利なインフラはSuicaかもしれんなぁと思いました。
いつも思うけど、Suicaのスキームは、海外に輸出したらいいのにねぇ
ただの旅行よりも安全性が高いことと、一気に知り合える人が多いということで
留学はまたチラホラ行くかもしれません。
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明日は鈴木君です。

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