カレーづくりに見るロジカル・シンキング

カレーづくりに見るロジカル・シンキング

こんにちは。のむらです。
しばらく、飲食店の話題が続いていましたが、
今日は少しだけ違う話題です。
先日、ビジネスクリエーターズのスタッフ向けに
「半日ほど一箇所にこもって作業する時間」
というのをつくりました。
何でもそうなのですが、
中途半端に労力をかけると、
たいしたものができなかったりすることも多いので、
労力をかけるなら一気にドカっとやることで、
他人にはできない仕事ができるということもあります。
ということで、そういう場があったのですが、
調理可能な場所にこもっていたこともあり、
みんなでカレーをつくってみました。
カレー自体は、極めてフツーのカレーができたのですが(笑)
※本当に、コメントのしようが無いくらい普通のカレーができました!!
カレーづくりというと、
昔、会社員時代に受けた研修を思い出します。
その研修は、
いわゆる汎用的な仕事の進め方スキルを高めるためのものでした。
年次別研修だったのですが、
その研修を受注した研修会社がアクセンチュアをスピンアウトした方がつくったところでしたので、
アクセンチュアっぽい仕事の進め方スキルを身に付ける機会になりました。
論理的に物事を把握して、
論理的に作業の手順を整理して、
論理的かつ効率的に作業を進めていく。
個人的にはとても面白い研修でしたが、
その中で、タスクの整理をするサンプルとして、
「カレーをつくる」
というお題がありました。
「カレーをつくる」というのを、まずは工程に分けるとして、、
最初はざっくり、
1.材料の調達
2.材料の下ごしらえ
3.調理
4.食べる
5.片付ける
みたいな感じになります。
次に、各工程を分解して、
1.材料の調達
1.1.スーパーに行く
1.2.肉を買う
1.3.玉ねぎを買う
1.4.じゃがいもを買う
1.5.にんじんを買う
などなど。
※サクッと書いたので、抜け漏れがありそうですが、
 要は、こういうことです。
先日、年収の低い人は野菜を食べてないから野菜をもっと食べましょう!と、
厚労省がメッセージを出して多少炎上(「野菜が高いから年収低いと買えない!」と)してましたが、、
これは、卵が先か鶏が先かという面もあるように思います。
上記のような思考が早くできる場合、
年収が少なくても料理をする能力によって、ある程度の栄養バランスを取ることも
難しくありません。
が、、、
上記のような思考が早くできる場合、
得てして、仕事ができる人だったりもしますので、
年収が高くなりやすいという仮説があります。
これが、カレーづくりの場合は、
「丸暗記で、カラダで覚える」
というのも時間をかければ可能なのですが、
「ぼうねんかいでみんなに喜んでもらう」
みたいなゴールを設定して、幹事をするとなると、
そうそう丸暗記で対応できなくなってくるので、
もう少し賢く仕事を進める必要が出てきます。
これをさらに、
「自社の売上を昨期よりの増やす」
とかにしていくと、もっとタスクの整理は複雑になってきます。
実は、1時間かそこらで完了する
「料理をする」
というプロジェクトは、仕事をする能力を鍛える、
良い場だと思っています。
ということで、私もこれからカレーをつくってみます。笑

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