友部です。
政治のネタです。
運命の人という、TBSの夜のドラマはスタートしています。
白い巨塔や華麗なる一族が代表作の
山崎豊子が、原作者です。
ある新聞社の敏腕政治記者が主役で、
在任中の総理大臣やその周辺人物との駆け引き・やりとりがドラマで描かれています。
時の総理が、恣意的になる「新聞」向けのコメントではなく、
「テレビ」への出演を、優先するシーンが印象的でした。
従来も、今も、
「新聞」や「テレビ」というメディアがあります。
「仕事後の一休みニーズ」に、テレビを見る、
「その日のニュースで相対的な重要さを知れるニーズ」に、新聞を読む、
がありますが、
どちらも、「放送時間や紙面というスペース」が有限なこと、があり、
だからこそ、「編集」があります。
ところで、
日本の総理大臣はよく変わります。
共通する印象は、
「何をしようとしているのかを、国民への説明が不十分」
という批判を受けることです。
これは半分ホントで、半分間違っていると思います。
総理の発信も、新聞やテレビというフィルターを通過して、
よくも悪くも「編集」された情報がでてききます。
たとえば、
「サムスンのAndroidスマートフォンGARAXYの販売台数世界合計が前月比10%増」
という事実があったときに、
「日本メーカーは弱い」という発信もあれば、
「ガラケーの時代は終わった」という発信もあれば、
「アップル1社では限界がある」という発信もあれば、
「インターネットのインフラ投資がキャリアには欠かせない」という発信も
あるわけです。
私たちが、新聞やテレビから得ている情報は、
発言が切り取られたり、
表情が切り抜かれたり、
ライターが書いたテロップが載ったり、
しています。
でも、それこそが、編集というものでもあります。
一方、
インターネットは、編集を通過せずに、情報を吐露することが可能で、
「事実」が載った「ソース(情報源)」を、たどれるメディアでもあります。
ただ、あまりに、無編集で流浪している情報も多く、
読み込みに、キリがないのも事実。
両方の特徴の良いとこどりをして、
編集されたメディアで、関心事を見つけ、
インターネットで編集されていない情報を、追う。
そんな、ニュースの読み方ができると良いと思う。
ユーザビリティが良いうえで。
んで、そのために必要なのが、
新聞朝刊と文章内キーワードのテキストリンクがたどれる電子書籍
あるいは、
横並列二分割対応の画面で、放送とインターネットの同時表示ができるIPTV
なのだろう。
法律・技術・資金・権利 、整理すべき事項はたくさんある。
この実現に向けて、
総理大臣と編集者と通信キャリアとコンテンツのライターと
ソーシャルサービサーと放送事業者とメーカーと国家機関が連携することを、
切に、望みたい。
あすは、樋口くんです。