こんにちは、スタッフの大久保です。
先日、新しいiPhoneであるiPhone4Sが発表されました。
当初の予想では、iPhone4SとiPhone5の2つが発表されるのではないかという
情報が流れていたのですが、蓋をあけてみるとiPhone4Sだけの発表となり、
私を含め落胆した人が多かったようです。
でも、冷静になって考えてみると、iPhoneに期待しすぎなのではないかと思いました。
たしかに初代iPhoneは、いまのスマートフォン市場をつくるほどの画期的なデバイス
でしたが、その後iPhone3GS・iPhone4と進化していく中で相当のクオリティに
達していると思います。
そのクオリティの高さゆえ、新作iPhoneへの期待が更に高くなっていると思いますが、
iPodもマイナーチェンジになっているのと同様に、iPhoneもマイナーチェンジ傾向に
シフトしていくのではないかと考えています。
ただ、ここまで期待値が上がった、そもそもの原因として、Appleの新作発表会の仕方
があると思っています。
今に比べれば、それほど期待はされていなかった初代iPhoneのときには、
ギリギリまで情報を伏せておいて、発表会でお披露目すると、
もともとの期待値が低いので、発表された新製品に感動するのでしょう。
しかし、いまは既に期待値が高いので、この状態でギリギリまで情報を伏せてしまうと、
マスコミや一部マニアのユーザーが新作iPhoneの予想等をして期待を増幅させ、
いざその期待に沿わない結果となると、今回のように不満が出ます。
実際にはiPhone4SはiPhone4と比べるとスペック等の中身の面で
大きく進化していると思いますが、それ以上の期待を寄せられていたので、
進化させた努力が報われないということにもなりかねません。
状況に応じて、情報の出し方を変えていく。
大きな感動よりも、小さな感動の積み重ねをするように心がける。
そんなことをあらためて思いました。
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明日は村上君です。
お楽しみに!