こんにちは。のむらです。

日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。

ちなみに、ビジネスを考える上で、
利益モデルというのはとても重要な観点ですが、
利益モデルは分類するとそんなに多くなかったりします。

利益モデルを23に分けて説明している
『ザ・プロフィット』がありますが、
これをひと通り頭に入れておくだけでも、ずいぶんとビジネスを把握するスピードや、
次の一手を考えるスピードが上がるような気がします。

さて、その中に、ローカルリーダーシップ利益モデルというのがありまして、
よく、スターバックスコーヒーで説明されたりします。

この利益モデルは、ざっくり説明すると、
「局地的にシェアを高めることにより、競合他社よりも利益率を上げる」
というモデルです。

ある地域にたくさんの出店をしたりすることで、
地域レベルでのシェアを上げ、他社よりも優れた収支構造にするわけです。

実際、ある地域にたくさん出店をしたら何が起こるか?

これもポイントだけ挙げると、
・チャネル占有率が上がる
・価格設定力が上がる
・(販売/求人)広告コストが下がる
・物流を含めた仕入れコストが下がる
といったところです。

前回の記事でも確認した通り、
そもそも利益の体というのは「情報の非対称性」です。

その観点から、コーヒーというのはなかなか良い商材でして、
そもそも、コーヒーについて詳しい人ってそんなにいないと思います。

どこの畑でどういう状態のものを、どういう方法で運んで、
どういう細工をして、、店頭に出ているか?
けっこうブラックボックスに感じる人が多いのではないでしょうか?

実際、食品として捉えた場合のコーヒーの粗利率はなかなか優秀だったりします。

ちょっと前から、高級豆なんかも少しずつ話題になるようになりましたが、
新鮮な良い状態の豆でコーヒーを入れると、
コーヒーというのは、酸味を感じられる飲み物だったりするわけですが、
安い豆の場合は、普通の船で赤道を通過していたりするので、(そこでいたんだりしていて)
その後、しっかりローストして苦い飲み物として出したりするわけです。

そういうわけで、
「コーヒーは苦い飲み物」
という常識を持たれている方も多いように見受けられます。
(もちろん、国が変われば「寿司にチリソースかけてくれ」というところもありますので、
それ自体は良い悪いの話ではないでしょうが。)

と、少し話が逸れてきました、、、汗

ローカルリーダーシップ利益モデルといったらスターバックスコーヒー
と言われていたわけですが、
日本においては、それを強烈に実践しているところが既にありまして、
それこそがセブンイレブンなわけです。

セブンイレブンの近くにはセブンイレブンがあります。笑

以前住んでいたところでしたら、
家から左に行っても右に行ってもセブンイレブンがありました。

さらにその前に住んでいたところでも、同様でした。

またまた余談ですが、オリジン弁当はセブンイレブンの近くに出店するように
なっているそうですね。
セブンイレブンの綿密なリサーチにタダ乗りするという、
これも優れた戦略だと思います。

とはいえ、店舗を集めたりまではしないわけでして、
実際には、セブンイレブンの戦略を追いかけているわけではないのですね。

そんなセブンイレブンのブレなさっぷりときたら、
実は、他のコンビニチェーンのほうが先にコーヒーを売り始めたのですが、
全店導入を発表し、価格も他のチェーンより安く出しました。
※これに他のチェーンがついてくるという、「価格設定力が上がる」
 というのを見事に体現しているわけですね。

ちなみに、セブンイレブンのカフェの機械をよく見ると、
だいたいどの店舗でもシールが貼ってあります。

つまり、そのままの状態だと使いにくくってしょうがないという、
ユーザビリティとしてはかなり問題アリなデザインだったわけですが、
そんなことはどこ吹く風で、非常に調子が良いです。
(これは、もはやデザインの内容よりも、有名デザイナーを起用したというニュース性による
広告宣伝費の削減と捉えたほうが良いかも知れません)

さて、そんなセブンイレブンが、今度はドーナツです。

これまた、粉物で粗利がしっかり取れそうな、、、
というのと、
コーヒーとの相性が良さそう、、、
ということがすぐに思わされます。

商社のモデルとメーカー込みのモデルとでは、
メーカー込みのほうが、価格弾力性は高いので、
商社モデルの競合と競争した場合に、
お値打ち感を出すには有利なはずです。

ちなみに、ここで思い出すのは、
マウントレーニアという森永乳業の商品ですね。
コンビニで好調でしたが、セブンイレブンにとっては、
商社モデルになるため、自社のカフェに比べると、
価格弾力性が下がります。
※ちょっと前に、セブンイレブンのプライベートブランドのコーヒーも置いてましたね。
 これは、他社のものよりちょっとお値打ちになってました。

と、ビジネス上の戦略を理解するのに、セブンイレブンは見ていて飽きないです。

あと、これは個人的な話ですが、
他のチェーンのお弁当を夜ご飯として食べると、
カラダが風邪をひいたような感じになるのですが、
セブンイレブンのお弁当の場合はそうならないので、
こういうところにも何か違いがあるかも知れません。

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明日は松葉佐くんです。