オトナ語の謎

オトナ語の謎

こんにちは。RBCスタッフの満木です。
今週はお盆休みの会社が多いようですね。
通勤電車がいつもより空いています。
わたしはこの夏は仕事が盛り上がっていて夏休みをとれない(涙)ので、
友達の夏休みのプランをハンカチをカジカジしながら聞いています。
そんな人、わたし以外にもいませんか?
あるいは夏休みはあるけどノープラン、て人。
そんな人におススメなのがこの一冊。
糸井重里さんの「オトナ語の謎」
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コンテンツを
本にまとめたものです。
同僚にかりて、会社帰りの電車でパラパラと読み始めたのですが、
笑いがとまらずけいれん状態におちいり、困りました。
社会人はあたりまえに使っている言葉だけど、
よくよく考えるとおかしいよね、学生とか仕事をしてない人は使わないし
意味不明だよそれ、というのを解説しています。
以下いくつか紹介します。
◆「そういうことで」
 じゃあ、まあ、そういうことで。
 ええ、そうですね、そういうことで。
 そんなとき「どういうことだ?」とか思ってはいけない。
 要するに「今日はこれで終わりです」という合図なのだ。
◆「そういった意味では」
 「そういった意味では」に意味などない。
 むしろそれは話題から話題への架け橋。
 言葉と言葉のあいだにある間を埋めるものなのである。
 そういった意味では興味深い言葉である。
◆「いい意味で」
 けなしたことのフォローとして使う場合もあるし、
 まれに本当にほめる意味で使う場合もある。
 どっちにしても、言われたほうは複雑である。
 「それっていい意味で頭悪いよね」
◆「幸せかなーと思って」
 私どもにもいろいろありますし、
 御社にもいろいろありますし、
 まあ、難しい話ではありますけど、
 とにかく、そんなふうになれば、
 どちらにとっても「幸せかなーと思って」
 このへんの情緒がわかれば立派なオトナだ。
◆「ちょっと3分いい?」
 といっても3分ですむことはまずない。
 同様に「2分で終わらせるから待ってて」も信用できない。
 「3秒で終わります」は、はなから無理である。
みなさん、使ってませんか?
わたしは全用語の98%くらい使ってました。
いつから使うようになったのか、さっぱり思い出せませんが、
日々ナチュラルに、そしていまやオトナ語なしでは会社生活を送る自信がありません!
可及的速やかに自分のオトナ語の使用について見直しを図りつつ、
逆の意味で新入社員にもナレッジすることで、シアワセな関係を作れたら幸いかなー、なんて(オトナ語。笑)
ときどき自分にとっての当たり前を見直したり俯瞰する、て大事ですよね。
リゾートに行かなくても一冊の本でそれができちゃったりするんだから本ってやっぱりすごい!
夏休みがなくっても本があれば脳内リゾートだもーん(遠吠え)
そうそう、旅行に行けない人はRBCの勉強会で気分リフレッシュ!エネルギー注入しましょう!
まずは会員登録からどうぞ。
明日は大久保くんです。お楽しみに!

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