こんにちは。のむらです。

前回のお話の続きです。

人の規模から考えた会社の成長、の話を続けます。

今回、前提条件を以下のように設定しました。

1.比較的安定的な成長をする企業をつくることを目指す
2.創業者のビジョンやオーナーシップはなるべく損なわないようにすること
3.大企業が逆立ちしても真似できないような発明や技術があるわけではない
4.すぐに創業できる会社であること
※中身はこれまでの記事を参照

この前提で話を続けます。

会社の成長のステージをざっくり4つに分けます。

1.サバイバルステージ
2.急成長ステージ
3.組織化ステージ
4.大組織化ステージ

それぞれのステージで人の役割や構成の変遷があります。

1.サバイバルステージ
について前回取り上げたので、今日は、
2.急成長ステージ
を取り上げてみます。

好みはあるでしょうが、個人的な好みでいうと、
ここが最もビジネスが楽しいんじゃないかと感じます。

サバイバルステージにいた時には、
「とにかく死ぬな!」
ということを考え、色々なピンチや恐怖に耐えて、
ようやく夜明けが来たぞ!というタイミングです。

個性的で自律的なメンバーがカオスな環境の中、
グイグイと他人や他社を巻き込み、時に引きずり回しながら、
ともかく事業なり会社なりを急成長させるステージです。

コアとなるメンバーに、フォロワーというか弟子というかトレーニーというか、
そういった存在がついてきますが、官僚的な組織をつくるような余裕はありませんから、
見よう見真似で超速で「守破離」をして次々とメンバーが覚醒していきます。
※こういう環境なので、官僚的な人が見るとノリについていけないでしょう。
 (ということで、保守的な人材は殆ど採用できませんし、採用したらすぐにやめると思います)

この時はともかくトップが方向性を示したら、
一丸となって突撃!
というスタイルが、最も成長が早いようです。
(スピードのある事例を振り返ると)

どういう人を入れるべきか?を考えてみます。
・このタイミングで事業の成長以外のコミュニケーションコストは減らしたい
・そもそも最もおいしい急成長を見つけられるような情報感度のある人は転職市場にほぼいないので公募は無駄
・つまり、会社は一般人にはまだまだ超無名と考えるべき

ということで、これまたメンバーや知人の紹介をメインにするのが良いでしょう。

このステージは一気に駆け抜けるとすぐに30人の壁にぶつかりますが、
徐々に行くとなると、それなりに楽しくハードワークする期間が続きます。

もう、生きる目的が仕事なんじゃないかと勘違いできるくらいに、
濃密な時間になるでしょう。

たまに、このあたりで裏切る人が出てくるなんていうドラマもあるのですが、
だいたい、お金持っていくパターンか、
お客を持っていくという不義理であることが多いですね。

(もちろん、キツいですが)
ともかく早期に落とし所に着地する、というのが大事だと思います。

とはいえ、お金はちゃんと自分で数えましょう。
※トップとしてはとても大事なことです

また、方向性はある程度トップダウンで、現場はカオス
しかし確実に売上や利益は伸びている、
という状態ですから、トップはメンバーをよく見ていることが大切です。

人の数が10人を超えたというところで、
もはや、自分が全ての戦場には出られませんから、
ある程度は信頼ベースで任せる(というより、任せざるを得ない)ことになります。

この時の仲間は連れてくるところから紹介等の信頼関係がベースで、
トップはそれを維持するために、
何か理由をつけては一緒に飲みに行くだとかランチに行くだとか、
そうやってコミュニケーションをとる必要があります。

また、業績の下克上的なことも頻発しますから、
ちゃんと業績を評価できる仕組みも大事です。

このタイミングで官僚化した組織をつくってしまうと、
後から来て活躍する人のメリットが少ないです。

火がついたチームなので、油でもガソリンでも、
ともかく火を大きく燃やし続けるのがトップの役割です。

そうこうしているうちにチームが30人くらいになってきて、
少し炎の大きさが頭打ちになってきます。

そして、徐々に情報共有や社内のコミュニケーションが追いつかなくなります。

売上もやや伸び率に頭打ち感が出てきます。

こうして、もっとも熱狂的である急成長ステージが終わります。

ただ、このままズルズル全員で年をとっていく、というチームもけっこうあります。
その場合はゆるやかに仕事が固定化してきて、人も現状への最適化が起こって、
ここで成長は終了、という感じになります。

そして、トップがいなくなると瓦解するというリスクがじわじわと大きくなってきます。

では、ここから次のステージに行くにはどうしたら良いのでしょうか?

次回、それについて書いてみます。

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