『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地@日本科学未来館に行ってきた話』

『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地@日本科学未来館に行ってきた話』

こんにちは。のむらです。
日々、色々なビジネスモデルを研究しているという性質上、
だいたい、一日に一個以上は、ビジネスモデルに関する話をしているような
気がします。
今日は、資金調達をしないでチャレンジをするヒントのお話、、、
になるか分かりませんが、書いてみます。
先日、チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地に行ってきました。
諸事情により、2回行くことになりました。。笑
今年の万博にも出展するチームラボですが、ここのところ、
かなり知名度を上げたように思います。
個人的には、かなり昔から注目していた会社なのですが、
ここ数年はもの凄い勢いですから、
皆さんもメディア等で見聞きしたこともあるかも知れません。
とかく、日本のスタートアップとかベンチャーというと、
シリコンバレーで見たことのあるサービスを上手にコピーして、
一桁二桁小さい金額をVCから調達して、、、
というケースが多いとも言われています。
これは、単純に投資マネーの流通規模の問題もあるでしょうし、
新卒で大手のVCや証券会社に就職した人たちが、
「失敗しないように」投資をするという文化もあってのことかも知れません。
何を重視するか?ということがそもそも違ったりするので、
これを一概に、良いとか悪いとか言うのは難しい問題かも知れません。
ただ、
世界的に見て尖ったことをやろうとすれば、
他のプレイヤーと圧倒的に違うことに、
集中的な投資が必要だとも思います。
全ての人が理解できるようなものであれば、
それはきっと、既にあるものであることが多いでしょう。
とはいえ、
殆どの人が理解できないものに対して、
お金や人を注ぎ込むのは、そうカンタンなことではありません。
そういうわけで、
チームラボの様子を、私の見た限りで振り返ると、
昔は、Googleとは違う検索エンジンをつくっていたりしましたが、
まぁ、これは流行りませんでした。笑
他方、請負の仕事を続けておりまして、
そうしながらも、色々なアート作品をつくっていました。
経営的に考えると、
利益の再投資先がアート作品の制作、ということになるでしょう。
発表の場も、いわゆる日本のアートシーンのメインストリームではない
ところが以前は多かったですが、
台北での発表あたりから、評価を上げて、追い風が吹いたように見えます。
その後は、皆さんも知るところのように思います。
こういう流れを振り返るに、
本当に先進的なことにチャレンジしようと思うのであれば、
必要以上のステークホルダーを追加しないことが、
大事なのではないかと思います。
多くの人が納得できるようなプロジェクトにしようとすれば、
それはどんどん丸いものになっていって、
結局、平凡なものになるでしょう。
平凡なものには、結果的にはあまり競争力がありません。
ステークホルダーを増やさずに、非凡なものを生み出そうとしたら、
自分で体力をつけて、
その体力を、他人にああだこうだ言われずに行使する、
という段階が必要だと思います。
尖った思想を守るには、投資可能な経済的な自律を
まずは目指すべきだと思います。
話は戻って、件のチームラボ展ですが、
まだ行っていないという方は、
ぜひ足を運んでみることをお勧めします。
作品そのものも面白いですし、
上記のようなプロセスを思い起こしながら見て頂くと、
皆さまのビジネスクリエーターたるためのひとつのヒントも得られるように思います。
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