こんにちは、八須です。
私事ですが、先日第一子が生まれました。
これを書いている時点で1週間ほど経ったところですが、どうして父親の育児参加が進まないのか、その理由のひとつがわかった気がします。
なぜなのか?それは一言で言って…
新生児を触るの怖いから!
です。
すごいぐにゃぐにゃで、首が座っていないので常に支えてあげないといけない。
それも、どのくらい支えておけばいいのかとか、限界がよくわからない。
沐浴させたりげっぷをさせたりおむつを変える時にお尻をふいてあげるのも、どのくらいやればいいのか謎。
もちろん本人に聞いても答えは返ってこない。
しかもちょっとしたことで体調を崩したり、下手したら死んじゃう。
育児本とか見ればやるべきこと、やってはいけないことが書いてありますが、細かくはわからないので、どうしても安全のために過剰にやらざるを得ない。緊張する。
これは手を出しづらいのもわかる。
母親も同じじゃないか、と思われるでしょう。その通りです。
だから強制力の違いなんでしょうね、昔貴族階級は乳母に任せて母親は子育てしなかったそうですし、やらなくても済むならやらない、ということになるんじゃないでしょうか。
あとは出産後の入院期間に、母親はある程度授乳や世話を他の人と一緒の場でする機会があります。そうすると他の人がやっている様子を見たり、看護師に聞いたりできる。実際にやりながら教えてもらえる場が一応あるわけです。
でも父親にはそれがない。両親学級で沐浴・おむつ替えのやり方は教わりましたが、生まれる何ヶ月も前に人形相手でしかも1回だけなんて、よく覚えてませんよ…。実際の赤ん坊は暴れるし…。
つまり、教えてもいないものがいきなりさらっとできるわけがない→それでもやらざるを得ないという責任感を強く持った人がいるから任せちゃう、という流れではないでしょうか。なので父親の育児参加を進める対策としては、
1.生まれてから世話の仕方を丁寧に教え、実際にやらせ、質問できる機会を作る(教育)
2.最低でも数日間、父親だけで世話をしなければならない期間を作る(強制力)
の2つが有効だと思います。
もちろん文化的なところは大きいと思いますが、来月末から何ヶ月かは自分がメインで育児をするのが確定している自分でも、これはやりづらい、と思ったことを書いてみました。
父親の育児参加が進み、出産に伴う女性の退職が減るといいなあと思います。
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2 comments so far
ささPosted on9:03 pm - 10月 3, 2014
別に自分はフェミではありませんが、書かれていることは男尊女卑思想もしくは子育てしたくない言い訳だなと感じました。
1ヶ月だろうと半年だろうと2歳でも、自分の子はずっとかわいいですし、母親にだけ任せるなんてもったいないです。あと何年接触の機会があるかわからないのに。オムツ変えれるも、添い寝できるのも、抱っこできるのも、お風呂に一緒に入れるのも今だけですよ。
周りと情報交換なんてしなくても、子供の挙動で何が欲しいか、どうして欲しいかわかります。
言い訳をつらつら考える暇があれば、もっとお子さんのこと見てあげたほうがよいですよ。
yhachisuPosted on5:42 pm - 10月 4, 2014
さささん、コメントありがとうございます。
最初に自分の立場を説明しておくべきでしたね。
うちの家庭では私の希望もあり妻は産休のみで、11月下旬に仕事に復帰します。
来年4月からは保育園に預けますがそれまでの平日は自分がメインで世話をします。
もちろん一時保育や義理の母の助けを借りながらではありますが。
自分が自営だからできることではありますが、私は「子育てしたい人」です。
その上でわざわざこれを書いたのは、父親の育児参加がまだまだ不足しているという
現状を、どうしたら変えていけるだろう、と考えたからです。
つまりさささんと同じように、父親はもっと子どもを見てあげた方がいいよね、と
思っているんです。ただ、そうは言っても精神論だけでどうにかなるとは
思えなかったので、自分なりの方策を提案してみました。ご理解いただければうれしいです!