実践型クリティカルシンキングのご紹介と、本を読んだ後の行動のオススメ

実践型クリティカルシンキングのご紹介と、本を読んだ後の行動のオススメ

こんばんは、スタッフの平です。
皆さんは今年度に入ってからどのような本を読まれましたか?
私は仕事柄マーケティング関連の本を多く読むのですが、
最近自身の資料には説得力が足りないと考え、
クリティカル・シンキングの本を読みました。
買った本は
実践型クリティカルシンキング
という本です。理由は平積みされて目につき、中を見たら最近出版された本だからです。
私は本を選ぶ時の基準の一つに新しいか否かがあります。
なぜならこの変化が激しい時代に5年、10年前の理論等を学んでも活かしづらいケースがあるからです。(特にマーケティング理論)
この本の内容を少し紹介すると
■クリティカル・シンキングの利点は以下の3つがある。
・素早く結論が出すことができる
・経験値のない事柄でも判断できる
・判断の根拠を説明できる
■考え方には3つのステップがある。
1目指すものを定義する
いつまでに
どれくらいのレベルのことを
何のために
2何が問題なのかクリアにする
自分の現状を客観的に分析し
目指すものとのギャップを認識し
そのギャップが生じている原因を本質的に説明できること
3打ち手を考える
具体的なアクションをあげられること
なぜそのアクションなのかクリアに説明できること
■目指すものを定義するときにはSMARTでチェックする
Specific(具体的)
Measurable(達成できたかどうかを事実で判断できる)
Action Oriented(アクションに落とせる)
Relevant(異議が明確)
Time-Limited(期限が明確)
■課題を特定するときは
・ピラミッドストラクチャーになるよう分解する
・なぜを4,5回繰り返す
・意味のある切り口で分解する(MECE等フレームワークを活用する)
■課題を解決し、目指すものを達成するための5つのステップ
1.まず当たり前の答えを考える
2.当たり前の答えの対極を考える
3.アイデアの深堀りをする
4.発想を広げる
5.目標設定と照らし合わせながら搾って、さらに深堀りする
とざっくりこんな感じです。
本の中では分かりやすい具体例を踏まえて説明しているので
非常に覚えやすいです。(内容も多くないですし)
さて、本の紹介はここまでとして、
皆さんは本を読んだ後に何をすることが大切だと思いますか?
実践する。はいそれも大切です。
私が本を読んだ後にオススメする事は
読んだ内容をプレゼン資料等にまとめて
社内の人に発表することです。(私も気に入った本はまとめて発表しています)
そうすると多くの利点があったりします。
・資料をまとめたり発表することで本の内容を読むだけよりも覚えられる
・資料をまとめる力が身につく
・発表スキルが身につく
・社内の人達にもスキルアップを図ってもらえれば会社単位で業績が良くなる可能性が高まる
・自身の知識を惜しみなく広げることで、周囲の評価が高まる
このようにパッと思いついただけで多くの利点があります。
なのでスキルアップ系の本を読まれた方は
自分自身で実践するだけでなく
その内容を周囲に伝えてみてはいかがでしょうか?
そうすれば本を読むだけでは得られなかった有益な効果をあなたにもたらします。
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明日は平田君です。

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