最後の晩餐は寿司と決めています。
こんにちは。小沢です。
東京には数多くの旨い料理がありますが、やはりカウンターで食べる寿司というのは格別です。
基本寿司屋はカウンターのオープンキッチンです。
ここでは、寿司職人はだたの料理人でもなく、まして機械操作の補助員でもなく、寿司屋という舞台での演者であり主役です。
ネタの選び方、シャリの選び方、炊き方、酢の配合、そしてそれらをいかように握っていくのか、どのようなタイミングでお客の前に提供するのか。
職人の一挙手一投足をお客は見守っている中で、お客の前に寿司が差し出されます。
そして、それを五感を存分に使って味わうという。
日本人はお箸の国の人なもんで、なかなか手で直接料理を掴んで食事をするということがないのですが、寿司はそれが堂々とできます。
やはり箸ごしで味わう寿司と、直接手で触れて味わう寿司とでは、感覚も味も違います。
料理ができていくプロセスみながら、五感で味わう食事。
職人からすると、手抜きは一切できないわけですし、いつだって職人とお客の真剣勝負です。
だからこそ、お客の期待に応えた時、その満足度は高いですし、誰がどのように作っているかを見届けている分、他の料理屋と違って、職人と顧客の間に信頼関係や絆が生まれやすくなります。
顧客と対峙した時はできるだけオープンにして、ライブ感覚で五感をフルに活かして楽しめるもの。
寿司に限らず、ライブ、演劇、授業などがあるわけですが、
それ以外にそういうビジネスたくさんあると面白いですね。
授業についてももっと五感を活かせる授業をしていきたいなと思います。
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明日は大久保さんです。