こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
たまに、
「簡単に言えないのは分かってない証拠だ」と、文句を言っている人がいます。
得てして、
文句を言っている人にとって、理解が難しい話を聞いた時に、
「もっと簡単に言え」
というケースでつかわれます。
確かに、クレームとしては、そのまんまなのですが、
場合分けを考えると、聞き手にとってよく分からないからと言って、
話し手が本質を理解していないとは限りません。
というのも、
事実としては、
・聞き手が内容を理解できていない
という、それ以上でもそれ以下でもありません。
この場合、
→話し手が本質を理解していないために、説明に問題がある、
というのは確かにひとつの可能性ですが、
→聞き手にあまりにも知識がなさすぎる為に、理解ができない、
ということもあります。
前者のケースは、本質を理解して説明の仕方を変えれば良いかも知れませんが、
後者の場合は、そうはいきません。
分かっていないのは、
「説明する内容の本質」ではなくて、
「聞き手がどんな知識を持っているか」です。
仮に、かなり本質を捉えてシンプルに説明したとしても、
聞き手が前提となる知識が足りなさすぎることで難解になっていることもあります。
にも関わらず、一律に、
「簡単に言えないから分かってないのだ」
と怒られると、
「そんなはずはない」
と言って、
話のわかりやすさに関する争いというのは、
こういうパターンで起きている気がします。
この争いが生まれるパターンが見えると、
何を問題とすべきか?
がより正確になってくるので、
無用な怒りを抑えることができます。
是非、そういうクレームが出てきた時には、確認してみてください。
落ち着いて対処できるのではないでしょうか?
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明日は船津くんです。