養殖魚が高騰してるらしいですね

養殖魚が高騰してるらしいですね

こんにちは。満木です。
赤潮の影響で養殖のハマチとかカンパチの値段が高騰しているらしいですね。
「養殖」ってあまりいいイメージをもって使われることのない言葉ですよね。
スーパーの鮮魚売り場で、「養殖でしょ?」とか、リアルに耳にします。
その逆の「天然」は「天然石」とか「天然ボケ(?)」とか、
人工ではない=いいもの、といったイメージをもたれています。
魚に戻りますが、最近の養殖魚は技術が進歩しているので
かなりおいしくなっているんですよね。
養殖魚が天然魚より味が落ちるといわれる要因は、
限定された空間にいるために運動量が足りないことと、
人口の餌があげられますが、
技術の向上がめざましいようです。
海の中に囲いを作って養殖魚を育てていると、
囲いの中からもれる餌のおこぼれにあずかろうと、
囲いの周りに、めざとい、無精な魚が集まってくるそうです。
この魚たちは、囲いの周りをうろうろしているので運動量は足りないし、
餌は天然の魚やプランクトンではなく人工の餌です。
でもこの魚たちは「天然魚」として市場に出回ります。
この魚をスーパーで買う人たちは、天然魚として買って、
天然魚だと思って(間違ってはいませんけど)食べるのでしょうね。
「天然=いいもの」「人工=劣るもの」という固定観念に縛られ、
自分の舌に聞かずして、決めつけているんですね。
こういうことっていっぱいあると思います。
ほんとうにそうなのか考えもせず惰性で判断していることや
うけうりの知識をそのまま垂れ流していること。
ミステリー小説って、こういう思い込みや常識の裏をかくのがおもしろくて、
たまに脳みそのストレッチのために読みます。
9月も34度を超す日が続くらしいです。
涼しい室内でミステリー小説でも読んでみてはいかがでしょう?
RBCの勉強会で脳みその養殖を(笑)
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