こんにちは、大久保です。
さて、第1回目・第2回目に続き、
iPad × iPhoneについて書きます。
いよいよ日本での発売が明日になりました。
そこで、今日は
iPadをすぐに使えるように「同期」についてまとめてみます。
「同期」とは、データの内容を同一にすることです。
例えば、携帯電話を機種変更したときに、
今まで使っていたAという携帯電話のアドレス帳を
新しく買ったBという携帯電話にそのまま移し変えた場合に
Aのアドレス帳とBのアドレスは「同期」がとれたことになります。
iPadの場合で言えば、
「メール」「連絡先」「ブックマーク」「スケジュール」「ファイルデータ」
などがあります。それぞれ説明します。
01.メール
iPadは画面が大きい分、ソフトキーボードも使うことができ、
長文のメールでも快適に書くことができます。
そのメールの同期ですが、
Gmailユーザーであれば、Google syncが便利です。
これを使うと、iPad側で既読にするとweb上のGmailも既読になります。
また、プッシュ通知もしてくれるので、
いちいちメールを自分から受信しにいく手間も省けます。
ただ、iPad内のメールだとGmailの多様な機能が利用できないため、
オンラインでのGmailもオススメです。
02.連絡先
連絡先の同期はiTunesで行うことができます。
iPhoneの連絡先と同じにしたい場合には、
先にiPhoneの連絡先をiTunes経由でPCに写した後、
iPadと同期させます。
その他に、先程ご紹介したGoogle syncでも連絡先の同期が可能です。
ただし、その場合には同期先がGmail連絡先となります。
Gmail連絡先はふりがなを登録できなかったりすることから
現状は不便なので、あまりオススメはできません。
03.ブックマーク
これはお使いのブラウザによって
使い方が異なります。
Internet Explorerをお使いの方は
iTunesを使えば、そのまま同期できます。
その他、FireFoxやChromeを使っている方は
Xmarksというツールを使ってブックマークの同期を行います。
一旦Xmarksでweb上にブックマークを保存、
その後Xmarks経由でInternet Explorerのブックマークに移し替え、
先程と同じようにiTunesを使えば、iPadに同期させることができます。
04.スケジュール
スケジュールはGoogle syncでGoogleカレンダーと
同期させるのが一番便利でしょう。
iPhoneでもGoogle syncでスケジュール同期ができましたが、
「さいすけ」というスケジュール有料アプリと比べると
どうしても見劣りがしていました。
iPadは画面が大きいため、Google syncでの同期でも
Googleカレンダーの見やすさを充分に発揮できます。
05.ファイルデータ
データは今では一般的になった
オンラインストレージを使います。
有名なのはDropboxとSugarsync。
そのほか、SkyDriveやZumodriveなどがあります。
以上、ざっとではありますが、
同期について紹介させて頂きました。
なお、混乱させるので触れませんでしたが、
「同期」といっても、単に一時的にデータを同じ内容にすることと、
常時同期がとれている状態の二つに分けられます。
その意味で、常時同期ができるツールは以下の通りです。
・メール…Gmail
・スケジュール…Google sync
・ブックマーク…Xmarks
・ファイルデータ…Dropbox・Sugarsyncなど
すべてオンライン上にデータがあるため、ブラウザさえあれば
どのデバイスからアクセスしても常に最新のデータが閲覧できます。
「連絡先」だけがベストなツールが無いのですが、
意外とFacebookがその役割を果たしつつあるのかもしれません。
(これはまた別の機会にて…)
ではまた次回に続きます。
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明日は村上君です。
お楽しみに!
1 comment so far
大久保修Posted on6:08 pm - 5月 29, 2010
追記(大久保)
>04.スケジュールについて
普通にGooglesyncでカレンダーを同期すると
1つのカレンダー分しか同期できないのですが、
複数のカレンダーを同期する方法を
分かりやすく説明していたサイトを紹介しておきます。
http://blog.elearning.co.jp…
※Google検索すると、いろいろな方法が紹介されていますが、
上記サイトの方法が一番導入しやすいと思います。