『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その31?

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その31?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
その15
その16
その17
その18
その19
その20
その21
その22
その23
その24
その25
その26
その27
その28
その29
その30
↑過去の記事↑
■バランスを意識する■
サッカーの試合では、攻撃の時間と守備の時間、
どちらか一方しかない試合というのはありません。
押せ押せの試合であっても、
シュートがゴールの枠から外れれば相手の攻撃です。
そして、時間帯によっては、
攻撃の機会が多い、もしくは守備の機会が多いといったように、
試合には流れがあります。
特に、守備の機会が多い時間帯になると陥りがちなのが、
全員が引いて守ってしまう
という状態です。
相手がどんな選手でもどんなチームでも
万能ではありませんから、力の差が大きいといっても、
ボールが自分たちのものになるシーンは必ずあります。
その時に、全員が引いてしまっていると、
せっかく奪ったボールを運ぶ先がありません。
相手が活用するスペースを減らすという意味でも、
心理的なプレッシャーからも、
守備の時間が多くなると、どうしても下がりたくなってしまいますが、
そこで落ち着いて、
下がり過ぎない
ということが大事です。
下がり過ぎていると、ボールを奪っても、周囲は相手の選手が多く、
殆どボールをキープする時間がありません。
しかし、ちょっと「下げ止まり」の位置を意識しておくと、
奪ったボールを受けて、相手が来るまでの時間を少し稼げます。
それにより、味方選手が走る為の時間を生み出すことができます。
こういう小さな意識の違いによって、
守備の後に自分たちの攻撃へと切り替えが可能になるわけです。
これは、逆に、攻撃している時にも言えます。
押せ押せだからといって、
前線に人数を注ぎ込み過ぎると、
ちょっとボールを跳ね返されただけでも、相手に大きなスペースを
与えてしまいます。
※そもそも、自分たちで前線の空きスペースを埋めてしまう、、なんて問題もあります。。
同じようなことが、企業経営でも言えます。
大別すれば、
1.売上げを上げる
2.コストを下げる
という活動に集約されるものの、
これらのどっちが大事ですか?
と言われれば、両方大事です。
というのが結論です。
時期を区切って、どちらかを重視することがあるとはいえ、
どちらかを全く意識しない時間があるとしたら、
それは極めてキケンだと言わざるを得ません。
その意味では、売上げを上げるのが得意な人は、
コストを下げるのが得意な人と組んだり、そういう方を側に置いたり、
という工夫ができるでしょうし、逆もまた然りです。
常に、攻守を同時に意識しておくことが大切なのです。
これは、サッカーをしていれば、
意識しておいてうまくいったという経験もあれば、
その意識が足りずに苦労した経験もあるでしょう。
とても実感のこもりやすい感覚です。
ビジネスクリエーターとしてのバランスは、RBCへの会員登録をきっかけにつかみましょう。
明日は友部くんです。

Nomura