『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その25?

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その25?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
その15
その16
その17
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その20
その21
その22
その23
その24
↑過去の記事↑
■ちょっとうまくいった時に自惚れるとロクなことが無い■
これは、16歳の時の苦い経験ですが、、、
高校1年生の時、夏は40日くらい、南米にいました。
といっても、バカンスではありません。
1学期の最後の日は、お昼過ぎからトレーニングが始まり、夕方には終了。
私の場合は、アパート暮らしでしたので、そっから夜には荷物をまとめて実家に帰り、
翌朝から数時間で買い物をしたら、またまた荷造りをして、夕方には今度は成田空港にいるわけです。
それで、
8時間くらいでL.Aについて、
それからまたまた数時間かけて、今度はマイアミへ。
さらにマイアミからリオデジャネイロに行ったら、その次は短距離ですが、サントスへ。
サントスから、目的地のモンテビデオに飛んだわけですが、
まぁ、移動だけで28時間くらい。
ちょうど、飛行機の中で誕生日を迎えましたので、誕生日が数時間長かったと思います。
途中、サントスでスーツケースが消えるというトラブルもあり。
(なぜか、私のだけリオで止まってたので、数日後に届きました。。)
あの日のことを思い出すと、
社会人になったいまのほうが暇なんじゃないかとも思います。(笑)
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、
同じラテンアメリカでも、国が違えば全然サッカーが違います。
ブラジルとアルゼンチンが違うくらいの話ではなく、
ウルグアイのサッカーは、、そうですね、、路線としては、
スコットランドみたいな感じでしょうか。
もしくは、オーストラリアとか。
ともかく、激しい国です。
「サッカーは格闘技だ」という文化です。
スタジアムにクラブの試合を観にいくと、大体、トップチームの試合の前に
トップチームに入っていない選手の試合をやっていたりします。
なので、大概は試合中にスタジアムに入っていくわけですが、
11対11の試合のほうが珍しいくらいでした。
数えてみると、9人と10人とか。。
それだけ、退場者がよく出るということです。
ウルグアイの選手は、
18歳くらいでは、完全にカラダが出来上がっているような感じでしたし、
一方の16歳の私は、線も細く、カラダが全然出来ていなかったので、
とても苦労したのを覚えています。
(試合をすると向こうのクラブのユースのチームが出てくるので、大体、17?18歳とかですね)
向こうでは、我々のチームに、現地の指導者をつける、という方法でしたので、
戦術も全然違えば、システムも考え方も全然違いました。
※人数が多かったので、4チームに分かれて動いていました。
私のチームはまだよかったですが、通訳が「ボクハ三世ダカラ日本語ハ良クワカラナイ」
なんて言われてしまったチームもありました。
(ただ、そういうところには、通訳の通訳が出来る人物が現れたりもしましたが。笑)
と、話せば色んな話が出てくるので、本題に。。
さて、マッチョな相手に相当苦労したわけですが、
日本では無かったことですが、FWで起用される機会がありました。
まぁ、それも前日のトレーニングで2点取ったという極めて安直な理由だったと思いますが。。
実際のところ、試合の中で、あまり活躍できませんでした。
もうひとつ、現地の指導者とは考え方が違ったことから、
レポートを出せと言われたタイミングで批判したりと、折り合いが悪く、
帯同していたコーチにも心配されました。
ちなみに、そのコーチは将棋版と駒を持って私の部屋に部屋に現れ、
私が、今の戦術がまるで腑に落ちない、と言うのを聞いて、
日本ではサイドをつかっていたけど、こっちのシステムは、
真ん中から攻めるようにできているのよ。
と言いながら、将棋で真ん中から攻めてきて詰んでしまったり(驚)
そして、秋になり、日本に戻ってから、
トップチームではない選手たち(通称「のこりーず」笑)のトレーニングを見ていたコーチから、
「FWやってみないか?ウルグアイでFWやったんだろ?」
という打診をされたことがありました。
(しかも、ひとつ上のチームでの出場)
これまた、このコーチが見ているゲームの中で、たくさん点を取ったことで、
評価されていたのだと思います。
その日、メンバー発表をした時に、FWで私が呼ばれたら、みんな
「!?」
というリアクションでした。
ところが、その日は、監督が急遽、システム変更を決めたことと、
2つ上のチームからひとり選手が落ちてきて、それに押し出される格好で、
出場とはなりませんでした。
翌日から、全てのチームが新システムでのゲームとなり、
翌日にも、私を評価してくれたコーチは、自分が見ている中では一番上のチーム
で起用してくれました。
ところが私は、評価されたことに自惚れて、
「トップ下が良いです」
と言って、コーチの打診を断ってしまいました。
(新システムが1トップだったということも理由ではありましたが。。)
一応、トップ下で出ることにはなりましたが、
ついに、そのコーチの前でFWをやることはありませんでした。
その後2年間の様子から考えてみると、
まずは、コーチの打診を受け入れても良かったかな、と、今ならそう思います。
その後しばらくして、ボランチのほうがフィットすることが分かったわけですが、
どちらにしても、調子に乗って、人様の好意を無駄にしてはいけないなぁ、
と、とても反省する苦い思い出となりました。
私からあなたへの最初の打診はRBCへの会員登録です。(笑)
明日は友部くんです。

Nomura