こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
■どんな結果にも必ず原因がある■
さて、このシリーズ、しばらくサッカーが団体競技であることに
注目してきました。
今度は、個人の方に注目してみたいと思います。
サッカーには、色々な要素がありますが、その中でも特徴的なことは、
「ボールを蹴る」
という行為です。
ボールはほぼ球体です。
それに対して、蹴るという行為はほんの一瞬ボールに触れるだけです。
しかし、球体ゆえに、ボールが飛んでいく軌道に始まり、
回転の掛かり方、飛距離、スピードは、蹴ったとおりの結果になります。
ボールに意思があれば、ボールの責任もありますが、
ボールには意思がありません。
ですから、常に自分のキックを映す鏡がボールです。
私事ですが、キックはかなり得意な方でした。
早いボール、ゆっくりのボール、長い距離を飛ばす、
真っ直ぐ、曲げる、曲げながら落とす、最初真っ直ぐで後半で曲げる、
曲げずに落とす、回転をかけずに曲げる、回転をかけずに揺れる
などなど、できることは色々あります。
中学3年生の時の大会では、トップ下で出てましたが、
流れの中の得点よりもFKの得点のほうが多かったです。
とはいえ、元々得意だったのかといえば、そんなことはありません。
最初は、「ボールが曲がる」という感覚すら分かりませんでした。
しかし、回転をかけてボールのスピードを上げれば、
ボールは曲がるということが分かりました。
(詳しくは物理の先生に聞いて下さい)
ということで、毎日毎日ひたすらキックの練習をしていました。
毎日、50本以上蹴っていると、それこそ、足から血が出てしまうこともありました。
ただ、そうしているうちに、ボールを曲げることができるようになり、
また、微妙な風向きによる変化の仕方の違いを把握したりとか、
壁の位置を利用して打ち出し角度を調節したりとか、
そういうことも身に付きました。
ボール自体が球体であることから、自分の蹴った通りの動作をしますが、
一方で、蹴り方は人間の方がマスターしなければなりません。
そして、蹴るという動作は、トレーニングによっていくらでも向上します。
ですから、「蹴ったボール」という結果には、
そのキック単体の「インパクトの瞬間」という意味での原因と、
「そのようなインパクトをした」という結果に対する原因、
(すなわち、過去に行ってきたトレーニング)
とが紐付いています。
こうして体感したことは、サッカーを引退した後にも、
「結局何事も一緒」
という気づきとなり、生きています。
ビジネスの世界でも、
しかるべき準備があれば、しかるべき結果が出ますし、
結果に対する原因は様々ですが、まずは自らが主体的に
努力しなければ、何も始まりません。
(とはいえ、努力という感覚でも無いですね。自分でやりたくてやるんですから)
結果が出た人は例外なく相応の努力をされています。
ということで、ぜひ、どんどんボールを蹴って欲しいと思います。
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