『伝言ゲームと発想の分岐点』

『伝言ゲームと発想の分岐点』

こんにちは。のむらです。
昔、クリティカルシンキングの研修を受けたのを思い出しました。
かつて、RBCの勉強会でも扱ったテーマです。
自分のイメージを他者に伝えるのはカンタンなことではありません。
経営者たる者、ここは諦めるわけにはいかないと腹をくくって前に進むわけです。
一説によると、自分の言ったことは1割しか他者に伝わらないそうです。
なので、同じことを10回言うのだと。
イメージを伝える時には、
アウトプットをディティールまで伝えるというのが正攻法と言われがちですが、
どうもそれでは、指示者と作業者という関係が永続するような気がします。
そこで大事なのは、発想の分岐点です。
アウトプットイメージの背景にある発想には、いくつもの分岐点があります。
その、どの部分で乖離が生まれたのか?
に注目しながら、辛抱強く言い続ける。
発想の分岐点をひとつずつ克服できたら、
指示者と作業者という関係が少しずつ変化していくと思います。
ただ、ここには膨大なエネルギーが必要ですし、
そのエネルギーは、伝えるイメージのさらに1割も伝わらないでしょう。
「まず与える」
とは、立教ビジネスクリエーター塾の行動指針にもありますが、
この連続でしょう。
ある方から、
「他人に与えた時、リターンがある確率は1%」と聞いたことがあります。
気の遠くなるような話に思われますが、
ただし、この話には続きがあって、
「ただし、その1%の人は残り99%の人が逆立ちしても出せないような莫大なリターンをもたらす」
とも教えて頂きました。
ということを信じて(!)
常に何かできないかを考えていこう、と、最近はそんなことを考えました。
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明日は友部くんです。

Nomura