こんにちは。のむらです。
例えば就職活動では、「自己PR」をする機会があったと思います。
その時には、「自分の強みが何か?」ということを考えたことと思いますが、
そもそも、「強み」って何でしょうか?
仮に、
「カツゼツが良い」
という強みがあったとします。
しかし、
「カツゼツが良い」
ということだけでは、
「それが強みなのか弱みなのか」
が分かりません。
まぁ、「良い」と書いてあれば強みだろう、という読み方もあるのですが、、
地球上の全ての人が「カツゼツが超良い」ということであれば、
「カツゼツが良い」は弱み以外のなにものでもありません。
「強み」というのは、どこまでいっても相対的なものですので、
「自分の強み」を考える時には、
それを相対化して考える必要があります。
思うに、最近よく耳にする
「自分の強みが分かりません」とか、
「自己実現に向けてどうしたら良いか」、
という話も、自分を絶対化して分析していることに起因するような気がします。
セミナーなんかでも、
参加者を絶対化して差し上げて、予言者みたいな感じで
ポジティブな未来を示してあげれば、
途端に、参加者を強烈なファンにすることができます。
(RBCでは、参加者の本質的な成長を第一に考えていますので、
この手の手法は取り入れておりませんが、
ビジネス的には、そういう設計をした方が儲かりますね。)
自分を相対化してみる、というのは、なかなかに難しいことでもあります。
それは、ビジネスモデルにおいても然りで、
手塩にかけて育て上げた、練りこんだビジネスや企画であれば、
もう、思いっきり感情移入しちゃっていますので(笑)
なかなか相対化してみることは難しいかも知れません。
ただ、本当に「自分/自社/自プロジェクトの強み」を見つけ出そうとすれば、
そこには、相対化した視点が不可欠です。
会員の皆さまには、プレゼン大会のエントリーについて
お知らせしたところですが、そうやって
「自分自身(の考えること/考えられること)を他者に向けて表現する機会」
を、大事にしていくことで、自分の強みも明確になることと思います。
強制はしませんが、エントリーした方が、あなたにとっては成長や学びが大きいと思います。
(しかも、次のチャンスは12ヶ月も先ですし。。)
「自分の強みを明確にしたい!」という方は、RBCへの会員登録をどうぞ!
明日は友部くんです。