こんにちは、樋口です。
最近定期購読しはじめたPRESIDENTに注目記事がありました。
日本と欧米企業の一番の違いについて、
リコーの桜井会長のひとこと。
?日本は始めとして徹底的にムダを排除して利益を出す
→損益計算書型(P/L)経営
?欧米は持っているお金や資産をいかに有効活用してリターンをあげていくかを考える
→貸借対照表型(B/S)経営
トヨタ自動車の現場の改善を一目瞭然なのですが、
カンバン方式による徹底的な在庫削減、
セル生産による作業効率化など、
下地があるなかで乾いた雑巾を絞るが如く
徹底的にムダを排除していく。
製造業を中心に発展した日本の象徴だそうです。
巧/マイスターと呼ばれる職人が現れるわけです。
一方で海外では【利益】を徹底的に出して、
M&Aなどの冒険を積極的に行い、
利益を徹底的に追求する。
リストラクチャを積極的に行っているように見えるのは
気のせいではないのかもしれませんね。
ちなみに私が所属する会社は前者のようにみえて、
後者の思想も少しずつ取り入れようとしている
和魂洋才の経営なのでしょう。
そういった環境に身を置いているため、
どっちのほうが優れているという二者択一な考えは苦手なのですが、
これは私生活にも活かせる感覚なのでしょう。
自分の性格・行動を主観的・客観的に分析し、
まずは徹底的にムダな部分を排除、
自分のもつUniquenessを抽出しておく。
そして余裕ができたところで積極的に「投資」を行い、
自分に還元していく。
和の思想に付和雷同するだけではなく、
更にそれを深め、チャレンジしていく。
そんなことを考えさせられました。
こういった何気ない雑誌の記事も切り口を持てば、
深読みすることができるんですね。
もう少し深く勉強していきたい感覚です。
切り口を更に深めたいかた、
是非RBCへの会員登録をどうぞ。
※会員限定、毎月4回のメルマガを配信中。
明日は、満木さんです。