『自己肯定と自己否定』

『自己肯定と自己否定』

こんにちは。のむらです。
自己肯定と自己否定。
どちらも大事なことだと言われます。
そこで、私なりに考えてみました。
まず、自己肯定について。
一般的には、目標を設定したり、夢を描いたり、また、何かにチャレンジする時、
自己肯定感を強めることの必要性が取り上げられます。
これは、「自信を持つこと」として言われることもあります。
確かに、自己肯定感が弱ければ、チャレンジしようと行動することも無いでしょう。
ただ、自己肯定感というのは、究極的にはどんな人でも常に持っているのではないかと考えています。
というのも、「自分ってダメだなぁ」という人の心も、その奥底を見れば、
「そうやって自分のことをよく分かっている」と思う自分がいたりして、
結局のところ、自己肯定からは逃れられません。
言い方を変えれば、「自惚れ心」ということになります。
これはまさに、「人間だもの」といったところで、誰しも共通でしょう。
一方で、自己否定。
先の自己肯定と合わせて考えれば、究極的な意味での自己否定は出来ません。
デカルト先生曰く、そもそも
“cogito, ergo sum”
ですし。
なので、こちらは「意識的に」行うしかありませんが、
「何に対して」意識的なのかは考察の余地がありそうです。
主に、成長の糧としての効用が自己否定に求められますので、
対象は、
1.自己の成果物
2.自己の行動の様子(プロセス)
3.自己の価値基準
ではないかと考えます。
その点では、例えばRBCの勉強会でも、「自己否定」という視点で参加をすると、
若干の痛みと引き換えに、多くのものが手に入るように思います。
また、これは、小さなことで言えば、「批評を受け入れ、成長する」という姿勢であったりもします。
価値ある自己否定を行うには、RBCへの会員登録をどうぞ。
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Nomura

2 comments so far

大久保修Posted on10:25 pm - 12月 19, 2007

「自己否定」はよくないもの、
廃すべきものだと思っていたのですが、
こういう解釈もできるのですね:!!:
いい気づきになりました:**:
ありがとう:-P

野村かずおPosted on12:23 am - 12月 21, 2007

>okuboさま
「自己否定」については、先月のメルマガのお薦め本では、
主題となっているので、よかったら読んでみて下さい。