電車の中の子ども

電車の中の子ども

こんにちは、スタッフの大久保です。
いつもは映画のレビューを書いていますが、
今日は違うことを書きます。
電車の中でよく赤ん坊を抱いている方を見かけます。
赤ん坊なので、当然泣いたり大きな声を出したりするのですが、
周りの人に迷惑がかかるといけないので、
親が赤ん坊に対して泣かないようにします。
こういうことは当たり前かと思っていたのですが、
今年、香港に旅行に行った時のこと、
香港では赤ん坊が泣いたり大きな声を出すことに対して
親も周りの人も寛容でした。
よい意味で周りの人に無関心なので、
あまり赤ん坊の泣き声を気にする人もいませんでした。
これは他のことにも言えて、
たとえば携帯電話の着信音も、
日本であればマナーモードにしているのが当たり前で、
着信音を鳴らすことは周りの迷惑となっていますが、
香港は着信音が鳴ることが当たり前でした。
また、電車の中で携帯電話で話すことも
日本ではマナーが悪いことととされていますが、
香港では普通に電車の中で携帯電話で話をしている人がいました。
「よい意味で無関心」というのは
面白いことにスマートフォンのサイズにも影響があり、
日本ではiPhoneサイズのスマホが主流ですが、
香港ではSamsungのGalaxyNoteくらいのサイズのスマホを持つ人が主流でした。
日本では大きいサイズのスマホだと、他人から覗かれる心配があったりしますが、
香港ではそんな心配もなく、見やすいから大きい方がいいじゃん、という雰囲気がありました。
周囲に関心がなさそうで、意外と関心を持っているのが日本で、
周囲に関心がありそうで、実はあまり関心を持っていないのが香港のように思いました。
話を赤ん坊に戻すと、公共機関などで自由に泣いたり声を出したりができない、というのは
後々の人格形成において影響があるのではないかと思っています。
電車に女性専用車両があるように、赤ん坊を連れた人用の車両があってもいいと思うし、
映画や演劇など、一般的には静かにしていないといけないところでも、
赤ん坊と一緒に見られるような機会をもうけるなど、いろいろと工夫ができるんじゃないかと思いました。
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明日は野村君です。

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