こんにちは。のむらです。
最近、今さらながらではありますが、
「インターネットが発明されて世界のルールが変わった」
という話を色んなところでしています。
大学1年生の頃、といっても、私が大学に入ったのは
2000年ですから、けっこう前の話です。
確か「情報リテラシー」というタイトルの授業がありました。
内容的には、AppleやIBMが何年に何というマシンを売り出したかといった
コンピュータに関する歴史を振り返って、
一問一答式の期末試験では、それらの名前や年代を丸暗記しているかどうかを試す、
その試験の結果で単位が出る
と、
こう言っては何ですが、内容から試験、単位認定の考え方まで
情報リテラシーの低い人の頭の使い方全開なプログラムだったように思います。
情報リテラシーというのは、情報の取扱に関する思考法を含めたスキルですから、
そもそも私たちを取り巻く情報環境というのを知るところから考えてみるべきでしょう。
ということで、この話です。
97年くらいまでは殆ど同じだった
消費可能情報量と選択可能情報量が、10年くらいでもの凄いギャップになりました。
さらに付け加えると、情報の増加スピードは早くなるか、遅くなるか?
で言えば、必ず早くなるので、このギャップは益々大きくなるでしょう。
まず、この環境の変化を知るか否かというところで、
インターネットが発明されたことにより、
世の中が変化したことの重要なポイントを理解しているか否かという話になるでしょう。
幸か不幸か、殆どの方はそういうことを理解せずに、
FacebookやLINEをつかっています。
そうして自分の情報処理ができる24時間というのを
ジャンクな情報の処理に費やしています。
もし、たまたまこの投稿を見てこの事実にようやく気づいた方がいたら、
儲けもんです。
これだけで、かなり多数の人よりも未来に行けました。
今日、インターネットが発明されたことを知りました。
情報が膨大になって、情報の生み出されるスピード、流通スピードが速くなり続けると、
「モノを知っている」
ということよりも、
「既にある情報をつかってどんな問題をどう解決するか?」
という、
覚えることよりも考えることが人間の仕事になりました。
80年代であれば、マッキンゼーやボストン・コンサルティングのような
コンサルファームが持っているフレームワークを知っている人は
神がかり的な情報を持っていたと言えるかも知れませんが、
今は、それらの会社の人が持つ知見も8割近くまではGoogle検索で
手に入れることができるでしょう。
結局、大事なことは、
情報をいかにたくさん暗記するかではなく、
必要な情報に速く正確に到達し、その情報をつかってどんな課題を解決するか?
というところにあります。
そのために必要な情報に速く正確に到達できたり、
ゴミ情報に時間を奪われないようにしたり、
というのが、インターネット発明後の情報リテラシーでしょう。
検索エンジンに適切なキーワードを入れることで、
必要な情報に速く到達する。
その際に、そもそも打鍵数を減らす、なんてことも有効なわけでして、
その対策の一例が「グーグル日本語入力」だったりします。
先日、某所で堀江貴文さんの講演会に出席したのですが、
この時に、会場の方に「グーグル日本語入力つかってる人は?」と
挙手を求めてみたら、その普及率の低さに唖然としました。
5%以下くらいだったと思います。
出席者は皆さんビジネスパーソンだったのですが、
グーグル日本語入力を使えば、打鍵数は半分くらいには減るでしょう。
メールを書いたりドキュメントにタイプする時間が単純に半分になるわけです。
※細かい説明は端折りますが、そのメカニズムたるや、
インターネットの力をガッツリ活用しています。
なので、帰りが遅い、仕事が終わらない、と悩んでいる方で、
グーグル日本語入力をつかっていない方がいましたら、
一刻も早く、インターネットが発明されたことの恩恵を受けましょう。
インターネットが発明されたということが、言葉だけ先行していて、
ネットとリアル
のように、インターネットの中か外かという世界の切り方をする人が多いですが、
今、
手紙とリアル
とか
電話とリアル
なんていう世界の切り方をする人はなかなかいません。
結局、インターネットが発明されたという事実は
まだまだ十分に理解されていないのだと思います。
それが十分に理解された時には、
ネットとリアル
という世界の切り方はしないでしょうし、
インターネットにある情報を外部記憶装置としてうまくつかうようになるでしょうし、
そして、
グーグル日本語入力をPCにインストールして、
もう少し早く仕事を終わらせるようになるでしょう。笑
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明日は八須くんです。