こんにちは。小沢です。 ただいま、大学はちょうどテスト・レポート期間です。 今回は1年生向けのレポートで、 「学生を観察してセグメントに分類し、セグメントごとに売れそうな商品、またはサービスを提案せよ」 というお題を出してみました。 人を知るにはまずは「観察」です。 定点観測でじっと他人の行動を見ているだけでも、色々見えてきます。 持ち物、服装はその人の価値観のあらわれであり、表情、特に目と口にはその人の感情があらわれます。 しゃべり方、歩き方、姿勢を見ているだけでも読み取れるものは多いですね。 もちろん、しゃべる内容や自分や他者への接し方などを見ていると大体その人となりが見えてきます。 それをひたすら繰り返して量をこなしていけば、自分なりのデータベースがでてきますから、そのデータの中で セグメンテーションしていけばよいわけです。 そういうことを体感して欲しくて、今回はそんなお題を学生にだしてみました。 ちなみに、データベースの中にあるセグメントのどこにも分類されない人に会えたら、とてもラッキーですね。 しっかり観察してみてください。 さらに余談ですが、さらに親しくなれば、「インタビュー」に入ればいいと思います。 その人の現在の価値観、未来像も大事ですが、やはりその人を知るには過去を聞くのが手っ取り早いです。 特に、親しい人、家族、パートナーとの関係ですね。 本人が自分で決めたと思っていることでも、そこには深く深く親兄弟の影響があります。 どんな良い親でも、親は子供の心に穴をあけるものと、とある本に書いてありました。 まさにそのとおりで、それを引きずって我々は生きているわけですから。 そこを掘り下げていくと、その人が根本的に望んでいるものが見えてくることがよくあります。 ともかく、まずは質を追う前に量をこなすことですよね。 人間はナマモノなので、観察しがいがあります。 自分なりのデータベースを作っていくと面白いと思います。 明日は大久保さんです。