こんにちは。小沢です。
最近、学生に対して、専門外の会計のほんのさわりを話さなければならないことがあります。
学生の中には公認会計士をめざすものもいて、私自身も一瞬ですが将来の選択肢として考えたことがあります。
とはいえ、実はよくわかってないんですよ。会計士さんが具体的に何をしてるかなんて。
監査をしているというのはわかります。
で、監査って何?という感じなんです。笑
そこで会計の先生がDVD貸してくれました。
その名も
「監査法人」
NHKで放送されていたドラマです。
塚本高史と松本奈緒が主演で、見目麗しい会計士さんが出てきていいですね。
第1回目のタイトルは
「会社、つぶせますか?」
衝撃的なタイトルですね。
私のような一般市民がいくら吠えたところで、大企業は潰せません。
しかし、このドラマでは、公認会計士が大企業の監査に入り、厳格に監査して粉飾決算をあばき、その結果として大企業が倒産、社長が自殺に追い込まれます。
ここで、社員を犠牲にしてまで厳格に監査すべきか、ゆるくやりながら企業を生きながらえさえるべきか、で主人公も悩んでいきます。
このドラマにでてくる会計士の中には、厳格監査をやっていたら、日本の企業の多くが倒産してしまう、我々が監査する企業そのものがなくなってしまう、と主張する者もあります。
まあ、もともとは不正を働いた経営者が悪いんですが、それを暴いて斬るのは会計士という立場にあります。
自分が正しいと思ってやったことで、社員が路頭に迷ったり、人が死んだりしていたのでは、精神が参ってしまいますね。
正義とは、公正とはなにか、を考えさせられるドラマになっています。
実際、私は会計士さんの現状にはまったく疎いのですが、会計士さんから見るとこのドラマってどうなんですかね。
ぜひ聞いてみたいです。
明日は大久保さんです。