こんにちは。のむらです。
人に投資をする、という話がちょくちょく出てきます。
大意としては、
他人に何かしらの施しをすることで、
施しをした他人が自分にとって利回りを生む存在にいずれなるので、
他人に施しをすべし、ということだと思います。
ここでいう施しというのは、
お金、時間、労力、知識や情報、信用、精神力といったリソースを注ぎ込むことだと思います。
これ自体は良いことだとおもいます。
もし、自分の持っているリソースが無限であれば、
あらゆる人に対して投資を行うことができますが、
現実的には、そういうことはありませんので、
リソースが有限である前提が必要です。
「人に投資をする」
というと、
どうしても先に「人」が頭のなかに浮かんでしまいます。
そうすると、リソースが有限であることをすっ飛ばして、
「人」を考えすぎてしまうのが、
甘さというか優しさというかがある場合にはありがちな展開です。
そこで、
「投資を人にする」
という表現に変えてみると、
「そもそも人以外に投資する対象はないか?」
という思考が挟まりやすくなります。
「投資」を先に持ってくることで、
まず、リソースの確認をすることになります。
そして、投資である以上は、
「この人は利回りを生むのか?」
ということに思いを馳せます。
果たして、この投資はリターンを生むのだろうか?
と、一旦考えるわけですね。
もちろん、人に対して注ぎ込んだリソースがリターンを生まないことは
けっこうあります。
というか、おそらくリターンを生まないケースが殆どだと思います。
慎重になりすぎると、今度は施し躊躇してしまうかも知れませんね。
1%の法則といわれることもあって、
施ししたうち、ちゃんとリターンを返すのは1%の人だとも言われます。
(ただし返す1%の人は99%の残りの人が束になってもかなわないリターンを返す、と)
ですので、「投資である」以上は、
その人をよく見るべきですが、
よく見た上で投資するなら、あとは1%の法則だと思って、
回収を急がない心の余裕も大事だと思います。
ということで、私も微力ではありますが、
一期一会を大事にしながら、施しをしていきたいと思う次第です。
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