こんにちは。のむらです。
自己啓発や脳科学といった分野では有名な話があって、
「夢は他人に語らないほうが良い」
という話があります。
例えば、今は平凡なサラリーマンである人が
「年収1億円!」
といった夢を語ったとします。
ポテンシャルだけで考えれば、一定の規模の経済圏の中で、
基本的な読み書きができる程度の適応力があれば、
これを実現することは可能でしょう。
仮に、条件を変えてみて、
「今日から365日間で自分に所有権のある1億円の現金を用意できなければ、
あなたは死にます。」
という条件を出されたら、けっこうな確率でやりきると思います。
まず、1億円を手にするにはどうしたら良いか?
ということをど真剣に具体的に考え、調べることでしょう。
そして、それこそ死ぬ気や実行するでしょう。
話を戻して、
「年収1億円!」
を誰かに語った場合の話です。
他人の反応を二分法的に分けてみると、
・善意の反応
・悪意の反応
に分かれます。
善意の反応の場合は、
「そうか。君ならきっとできるよ!」
という内容でしょうし、
悪意の反応の場合は、
「いやいや、大企業の社長だって3,000万円とかなんだから、お前には無理」
という内容でしょう。
実は、この反応はどちらにしても、
本人のセルフ・イメージは落としているいるのですね。
というのが、どちらの反応も共通して、
「今の君は年収1億円ではない」
というイメージの臨場感を強化する反応だからです。
だから、言えば言うほど、セルフ・イメージは現状に引っ張られていきます。
ある年配の方は、この現象を
「ガスが抜ける」
と表現していたりもしましたが、
夢は他人に言えば言うほど実現しなくなる、ということです。
さて、それはそれとしてあちこちで見受ける事象なのではありますが、
どのような場合でも夢は他人に語らないほうが良いのか?
というと、そうでも無さそうです。
というのが、「1兆円企業をつくる」という夢であれば、
そうそう1人で実現するのは難しそうです。
1人で実現するのが難しい場合には、夢を共有し、共に実現する仲間が必要でしょう。
夢を共有するためには、語らないと話になりません。
となると、夢は他人に語りましょうという話になって、
さっきの話とは逆の結論になります。
この違いは、
夢の内容にあります。
自己完結するのかそうでないのかの違いです。
この違いによって夢は他人に語らないほうが良いのか、
それとも、他人に語ったほうが良いのか、といった違いがあります。
年始には、夢や目標を設定する人も多いですが、
このあたりの違いを少しずつでも意識して頂くと、
一人でも多くの方が夢を実現すると思います。
とはいえ、個人的な好みの問題にはなりますが、、、
夢を実現する過程では様々な課題が出たりして、
その度に成長したりします。
成長した結果が自己完結する夢というのも、寂しいものがありますので、
他人に共有できる、自己完結しない夢を設定して頂くと、
世の中が楽しく見えるようにも思います。
大いに語れる夢を持つと良いんじゃないかと思います。
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