リアル脱出ゲームから学ぶもの

リアル脱出ゲームから学ぶもの

こんにちは。小沢です。
ようやく先日、リアル脱出ゲームに初参戦してきました。
ちまたでは流行っておりリピーターも多いようなので、とりあえず何が面白いかは体験してみないとわからないなぁということで友人6人で参加。
「リアル脱出」なんて聞くと、迷路みたいなところであちこち動きながら課題をこなして外に脱出、なんて想像しますが、
残念ながら実際に動くことは少なく、ひとつの部屋のなかで行う謎解きゲームです。
会議室でもマンションの一室でもカフェでもできます。
それでも人が集まるのは、ゲーム性があり、考えられている謎が面白いことや、主催者が言うように脱出ゲームのタイトルがなんだかとても「おもしろそう」であることなどでしょう。
詳しくはこちら。
http://japan.internet.com/busnews/20120918/4.html
http://japan.internet.com/busnews/20120920/2.html
ただよく考えると、このような課題コンプリート型のゲームは、ゲーミフィケーションであれ、ただの参加型ゲームであれ、すでにあちこちで取り入れられています。
入社面接、社内研修などでも体験している方も多いでしょう。
学校教育にも多く取り入れられ、うちのゼミ合宿も「リアル金儲けゲーム」という態で毎年開催されています。笑
RBCの合宿もゲーム性がちりばめられワクワクする内容となっております。
これまた最近はやりのボードゲームもそうですし、テーマパークのアトラクションにもそういうものはありますし、レベルがだいぶ低くなりますが合コンのゲームとかも課題コンプリートゲームが多くあります。
しかし、上記のものと違って、このリアル脱出ゲームがすごいのは、
広くどこでも誰でも参加できるようにしたこと
だと思います。
ある程度の広さの部屋さえあればいいので、どこでも開催できます。
自前で会場を建設する必要もなく、既存のものを借りて使えばいいのです。
また、社内とか、RBCに参加した人だけ、などのクローズドな会ではなく、老若男女誰でも参加できるようにしています。
今や有名になったので、誰でも参加できるように全国各地のあらゆる施設で開催しており、開催回数も多くしており、チケットもぴあなどで誰でも購入可能です。
いえいえ、RBCだって老若男女どなたでも参加していただいてよいですが、
残念ながらビジネスクリエーターを輩出することを目的にした勉強会ですから
ターゲットが絞られますし、老若男女のなかには参加したくないという方もたくさんいます。
その点、リアル脱出ゲームにはそういうものがなくて、ただ純粋にゲームや謎解きをしたい、という人すべてを対象にしています。
そして、そういう人々にすぐ参加してもらえるような流通網を作っているだけです。
この「誰でも参加できるようにする」というのは、今までできているようでできていなかったことではないでしょうか。
そういう意味で、リアル脱出ゲームは、セミナーとかではなく広く消費者にひらかれた映画や演劇公演に近いですね。
とはいえ、実際に参加されている方はまだ圧倒的に若者が多いので、
謎解き好きの大人や高齢者に参加してもらいやすい工夫をする余地はありそうですね。
RBCへの無料会員登録はこちらから
明日は大久保さんです。

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