『1人会社の良いところ』

『1人会社の良いところ』

こんにちは。のむらです。
今日は、いつものシリーズではありません。
RBCの話シリーズでもありません。
Tumblrからの引用にします。
私の周囲には1人会社の方がけっこういらっしゃいます。
ビジネスを進めるには、大まかには
・商品やサービスを提供する
・お金を頂く
という2つの要素が必要です。
この2つの要素について、お金がぐるぐると回り続けると、
事業が成立します。
1人会社においては、
自社の中に2つの要素があるか、
いつも安定的に「足りない要素を補う取引先」があるか、
の、どちらかが経営していくには必須です。
大企業であれば、この両方について、
社内に細かくあれもこれも揃っていたりします。
1人会社の場合は、それが揃っているとしたら、
お金を頂く力が非常に高く、なおかつ、
強い商品を持っているか、本人がハイパフォーマーか、
という社長ということになります。
そうでない場合、常に外部との連携が必要になります。
ですから、自己完結できない場合であれば、
今度は社外のリソースと自社の特徴をうまく組み合わせて、
事業を成立させるようなコミュニケーション能力が必須です。
ここで言う「コミュニケーション能力」は、実にたくさんの要素を含みます。
ビジネスモデルを描く力から、相手の状況を理解する能力、
さらに、関係するプレイヤーに気を回して持続可能な状態をつくるとか、
もう、本当に多岐に渡ります。
分かりやすく説明するとか、クリティカルな質問をするとか、
それはもちろんのことです。
その意味で、1人会社の経営というのは、
自己完結しようと思えば、人を選びます。
これは、従来のRBCインテグレートの講義では、
強調が十分ではなかったように思います。
さて、1人会社の良いところは、
顧客へのコスト転嫁が最小化されるところにあります。
なんと言おうが、その点は「1人」というのが
最大ポテンシャルになります。
※ただし、業態によって1人会社が成り立たないケースもあるので、
 万能ではありませんが。。
また、
必要なものを必要なだけ組み合わせて事業をつくることができます。
必要なものを必要なだけ組み合わせるスタイルであれば、
利益率は良くなりやすいです。
これは、例えば、大企業の利益率を見ても、
ハードウェアの製造をしているIT企業と、
製造という機能の無いIT企業とでは、
後者のほうが利益率が高い傾向にあります。
「自社のもの」が増えれば増えるほど、
利益率は下がりやすい。
特に、解雇規制の厳しい日本で企業経営をすれば、
1人会社は極めて優秀なコスト構造にしやすいです。
コスト構造が優秀であれば、
顧客のことを大事にしやすい。
それは、スピードについてもそうです。
かなり柔軟に動ける可能性が高いです。
なんといっても、社内に階層構造がありません。笑
ただ、勘違いしてはいけないのは、
これは、構造的なポテンシャルである、ということです。
1人会社をつくってさえいればそうなる、ということではないです。
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Nomura