『RBCの向かう先』

『RBCの向かう先』

こんにちは。のむらです。
今日は、1月1日ということもありいつものシリーズではありません。
私自身は、実は、あまりというか全く季節感も無く過ごしています。
(休んでいる人が多い時ほど働こう、と、天邪鬼な私はそういう風に思ってしまうのです。。。汗)
とはいえ、元旦というタイミングにたまたま私の出番が来たので、
少し、RBCそのものの話をしてみようかと思います。
先日、はちすくんの記事にもありましたが、
RBCの思いが十分皆さんに伝わっていないのは、おそらく人前に出たがらない私の責任だと思います。。。汗
さて、そもそもRBCの箱としての役割は何でしょうか?
それはとてもシンプルです。
「ビジネスクリエーターの輩出」
です。
ですから、
ビジネスクリエーターが増えることに貢献していれば、RBCがRBCとして機能している、
ということになります。
勉強会を継続的に開催していることの目的は、
「ビジネスクリエーターを増やすこと」
です。
それ以外の目的はありませんし、有り得ません。
また一方で、RBCに会員登録される方は、
「自らがビジネスクリエーターとしてより成長する」
というのがあるべき姿です。
会員登録された方の中には、
勉強会に参加されたり、メールマガジンを読まれたりする一般の会員さんの他に、
勉強会等の運営に関わるスタッフがいて、
更に、合同会社立教ビジネスクリエーター塾の社員である、役員がいます。
「世界のビジネスシーン」
という私たちの活動フィールドで考えると、RBCの見る世界は4層構造になっていることになります。
(RBC内部は3層構造)
以下のような概念です。
( 0 ( 1 ( 2 ( 3 )   )   )   )
0→世界のビジネスパーソン
1→RBC会員
2→運営スタッフ
3→役員
さて、3層とか4層というと、すぐにヒエラルキーを描きたがる人もいるかもしれませんが、
上記の通り、RBCはヒエラルキー型の場ではありません。
フラットなところに役割と機会の違いだけがあります。
スタッフとて、上下の関係ではないのです。上でもなければ、下でもありません。
不当な権利を得ることもなければ、不当に権利を奪われることもありません。
これが「上下の関係ではない」ということです。
(ここから生まれている様々な制度設計は軽く1時間くらいお話できますが、今日は割愛)
全ての会員は、それぞれの居場所において、ビジネスクリエーターとして活躍するべきであって、
そういうマインドを持ち、また、周囲の人にも増して知識やスキルの研鑽をする人が増えれば、
世の中は必ず今よりも良い状態になる。
それこそがRBCが根本的に追求していることです。
会員登録された方が勉強会に参加し、
自らの関わる事業においてその成果を出す、というのは分かりやすいです。
ただ、運営スタッフにおいても、役員においても、その考え方は変わりません。
運営スタッフは、勉強会を企画すること自体が、
既にビジネスクリエーターとして活躍する機会であり、
必要なヒト・モノ・カネの調達から管理まで、責任を持って行います。
しかも、企画の良し悪しであり、その人の仕事の出来不出来については、
短期間のうちに、あからさまに結果が出ます。
役員は、会社の経営であり、会社としての事業立ち上げをする機会があります。
既に自分の会社を経営している役員もいますが、そうでないメンバーにとっては、
会社の経営に関わるチャンスです。
さて、会社の経営ということで言えば、
売上を上げるか、コストを下げるか、というのが基本的な課題です。
単純に、売上を上げるのであれば、
「勉強会の参加費を増やせば良いじゃないか」
という話になるかも知れませんが、それはやりません。
それはなぜか?
勉強会を収益事業にした瞬間に、全部とは言いませんが、
RBCの教育者としての役割を失うことになります。
現状のマネーフローと参加対象者を考えると、
事業性のある勉強会にシフトした場合、
少なくとも、「成長のためにかけるべき負荷」をかけることに、
RBCとしていくらかの躊躇が生まれることでしょう。
この教育性の担保を考え、既存の勉強会の収益事業化は行っていません。
それは、「ビジネスクリエーターを輩出する」というRBCの理念に反する可能性があるからです。
しかし一方で、企業としては、売上を上げなければ死んでしまいます。
そこで、今まで培った教育ノウハウやコンテンツを、
既存の勉強会とは違う場所で、違う方法で事業化していこうと思います。
既に、いくつかのプロジェクトが立ち上がっていますが、
既存の勉強会の傍らで、
それらをしっかりと進めていくことが2011年のRBCの姿です。
会員コミュニティとしては、2000人規模の場になりました。
(立ち上げ当初から、適正サイズは3000人規模だと思っていますから、もうちょっとですね)
次は、法人として一人前になることです。
このようなタイミングにあるRBCが、ひとりでも多くの方と有機的な繋がりをもって
2011年を進むことができれば、幸いです。
そんな私たちの仲間になる方は、RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

Nomura