こんにちは、大久保です。
『歴史に学ぶビジネス』シリーズを続けます。
今回は源義経の第4回目です。
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 奇襲と急襲のすきな義経が、このたびはどうしたのであろうと
 知盛はおもった。(中略)
 まさか義経がこの一日を潮流の研究にあてていたという、
 そのような実情は事柄が他愛なさすぎ、そのため知盛は
 思いも至らなかった。
              『義経・下』 (司馬遼太郎・文春文庫より)
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一の谷の戦いに続き、
これまた有名な壇ノ浦の戦いの一場面です。
壇ノ浦の戦いといえば、
栄耀栄華を誇った平家がこの戦いの敗戦により
滅亡に至ることになった、歴史的な戦い。
ここでも源義経は戦いに勝ったのですが、
その勝因は何か。
それが先ほど引用した部分にのっています。
ふだんは奇襲を好む義経が、このときは奇襲をしなかった。
それは決戦の場である関門海峡壇ノ浦の潮の流れを
調べるためでした。
翌日に開戦、最初は平家が優勢だったものの、
時間がたつにつれ潮の流れが変わり、
そこから源氏の快進撃が始まり、勝敗が決しました。
歴史を振り返ると、本当にわずかな事で
勝敗が決まったりすることがわかります。
壇ノ浦の戦いも、
義経が開戦前に1日潮流を研究していなかったら、
平家側が1日早く戦いを始めていたら、
歴史は変わっていたかもしれません。
小さな差が大きな差へと広がっていく。
それはビジネスでも同じかもしれません。
「銀座まるかん」の創設者・斎藤一人さんが
『微差力』という本を出版されましたが、
まさに微差を積み重ねることが結果につながる。
現在、ビジネスで成功している人は
いきなり大きなことをされたのではなく、
意外にも小さなことの積み重ねの結果なのかもしれません。
ビジネスクリエーターとして、
「微差」にこだわっていきたいものです。
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 明日は村上君です。
 お楽しみに!