こんにちは、大久保です。
『歴史に学ぶビジネス』シリーズを続けます。
今回は源義経の第3回目です。
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 「常法は殿輩(とのばら)が守られよ。
  私は常法よりも勝つことのほうが大事である」
              『義経・下』 (司馬遼太郎・文春文庫より)
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有名な一ノ谷の戦いに向かう途中の一場面です。
一ノ谷へは自ら兵を率いる、
しかも兵も三十騎だけでよい、と言い出した義経に対し、
もっと常識的な戦いをするよう助言した軍事専門家・土肥実平。
その土肥実平に対して言った義経の言葉です。
当時は、大将の首をとられたら負けだったため、
大将は大勢の兵が囲んて守るのが常識でした。
しかし、義経にとっては
常識を守るよりも戦に勝つことが目的だったのです。
そのような義経だったからこそ、
一ノ谷の戦いを勝利に導くことができました。
この話を読み、2009年4月の定例勉強会のときに
講師の鶴岡秀子さんがお話しくだされたことを思い出しました。
「ウサギとカメ」の話です。
有名な「ウワギとカメ」の話で、
なぜウサギはカメに負けたのか?
それはウサギはカメにフォーカスしていたのに対し、
カメはゴールにフォーカスしていたという話でした。
カメにフォーカスしていたウサギは
カメを追い抜いた時点で気がゆるんでしまい、寝てしまいました。
それに対して、カメはゴールにフォーカスしていたので
途中で寝ているウサギを見ても気がゆるむことなく
ゴールまでたどりつきました。
義経も戦に勝つことにフォーカスしていたからこそ、
常識にとらわれない戦い方で勝ったといえます。
仕事に関していえば、日々の仕事の中で
一体何にフォーカスをしているかで
結果がまるで違ってきます。
例えば、今は大企業に勤めていても
将来起業しようと思っている人、
つまり起業にフォーカスしている人であれば
企業で働くことそのものが起業準備のための経験となり
その後に活かされていきます。
スポーツの世界でも、
世界を目指している人は世界に行くけれど、
日本一を目指している人は、
本当に日本一になったあとは
その後も日本ででしか活躍できなかったりするらしい。
毎日の生活でも言えます。
たとえば、
誰かとの待ち合わせが10時だったとき。
10時にフォーカスしていれば
10時ギリギリにたどり着きます。
9時50分にフォーカスしていれば
10分前に余裕をもって到着します。
9時30分にフォーカスしていれば
多少の電車の遅れにも対処できます。
要は自らが何にフォーカスし
どのように仕事をし生きているか、
ということが問われてきます。
ビジネスクリエーターであれば、
目線を上に、意識して背伸びしたいものです。
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 明日は村上君です。
 お楽しみに!