『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その15?

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その15?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
その9
その10
その11
その12
その13
その14
↑過去の記事↑
■ロールモデルを探し、近づき、超える■
たまに、キャリア教育系のプログラムなんかで、「ロールモデル」について
考えさせる場があったりします。
「ロールモデル」自体は、その人の成長にとっては、不可欠とも言えるかも知れません。
というのも、どんな人でも、
知らないものを想像することはできません。
想像しないものに向かって行動することはありません。
ですから、まるで想像できない人には、なりようが無いのです。
さて、「ロールモデル」を成長のマイルストンであると考えた場合、
その人が成長するスピードや大きさは、
?ロールモデル自体のレベルの高さ(=レベルの高いロールモデルに会えること)
?ロールモデルを見る人の観察力、ディティールを見逃さない洞察力
?ロールモデルを見た人の分析力、本質を解釈する力
?ロールモデルに近づくための模倣力、学習したことを具現化する力
によって、変わってくると思います。
?以降はシンプルに言えば、「真似る力」とも、言えなくもないですが、
これらの能力を磨くのに、サッカーはとても有効です。
まず、?については、
サッカーは世界で最も競技人口の多いスポーツと言われています。
ですから、確率論的には、スポーツの分野で最も優れた人材を輩出することができます。
しかも、世界最大のスポーツイベントである、ワールドカップが4年に1度開催されています。
そこでは、世界最高レベルの選手たちの真剣勝負が行われています。
例えば、サッカー王国ブラジルでは、2億人くらいの国民が命をかけています。
というのも、ブラジルの場合、ワールドカップで優勝すれば、
興奮しすぎて心臓麻痺で亡くなる方がでますし、
優勝できなければ(=どっかで負ければ)ショックで自殺する人がでます。
勝っても負けても死者が出る。
文字通り、(選手でも無いのに、、、)死ぬ気でやってます。
それが良いか悪いかという問題はおいておいて、
それだけのエネルギーとプレッシャーのある場なのです。
そして、その中で素晴らしいパフォーマンスを見せる選手も必ず現れます。
そういった素晴らしい人材は、見る人々、特に子供たちにとって、
憧れの選手になるわけです。
そして、子供たちは、世界の至るところで、
「ボクはジダンだ」
ロナウジーニョだ」
と言ってボールを蹴っています。(?以降のお話です)
このように、ワールドカップがあることで、素晴らしいロールモデルが
現れるということが繰り返されていますし、
子供たちはそういう素晴らしい選手を「真似する」という道を辿ります。
例えば、件のジダンであれば、目標にし、参考にしていた選手は、
エンツォ・フランチェスコリでした。
【参考】

彼は、ウルグアイが生んだ(突然変異とも言えますが)テクニシャンであり、
スーパースターでした。
ジダンは息子に、「エンツォ」と、彼と同じ名前をつけたそうです。
実際、高い技術で両足を自在につかい、自分でゴールを決めることもできます。
また、10番の選手でありながら、ヘディングもできます。
これらは、両者にスタイルとして共通しています。
ウルグアイに行けば、彼以上に有名な選手はいないかもしれませんが、
世界的な知名度の違いは、獲ったタイトルの差と、技術の差でしょう。
スタイルは似ていても、ジダンは技術的にはフランチェスコリを超えたと思います。
同じような例は、いくつもあって、
例えば、トッティがローマで「イル・プリンチペ」(王子)と言われてましたが、
このニックネームは、トッティの憧れの選手、1世代前のジャンニーニに対して使われていたものです。
実際、華麗なゲームメイクをするジャンニーニには、相応しい愛称だったと思います。
トッティとジャンニーニを比べた場合、トッティのほうが、点を取ります。
ここは、従来の「王子」よりも仕事の幅が広くなっています。
やはり、ロールモデルを超えたと言えるでしょう。
さらに、物理学の先生方を悩ませた、強烈なフリーキックで有名な、
ロベルト・カルロスがいましたが、、、
左サイドバックで強烈なフリーキックを蹴る選手と言えば、、
それこそ1世代前にブラジル代表の左サイドバックにいた
ブランコ選手がいます。
フリーキックの蹴り方も似ています。
ここで分かることは、
「まずは真似るところ」から入っていることであり、
また、一流と言われる選手には、やはり一流のモデルであり目標がいたわけです。
競技人口故に、
「世界最高のロールモデルを見ながら自分を高める」
という機会を、サッカーは与えてくれます。
このような行動を子供の頃からやっていれば、
成長スピードを早める習慣も獲得できるので、
本当に素晴らしいことだと思います。
素晴らしいロールモデルとの出会いに、
RBCへの会員登録をどうぞ。
明日は友部くんです。

Nomura