『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その7?

『ビジネスクリエーターとして大切なことは全てサッカーから学んだ』?その7?

こんにちは。のむらです。
引き続き、このシリーズです。
全国のサッカー経験者の方、また、サッカー小僧のご家族、ご友人の方に、
サッカーに打ち込むことで、ビジネスパーソンとしても一流になるための素養
が身につく、というご理解を頂ければ幸いです。
↓過去の記事↓
その1
その2
その3
その4
その5
その6
↑過去の記事↑
■汗をかくことが必ずしも効果的とは限らない■
サッカー界には、有名な原則がいくつかあります。
そのひとつが、
・人間は走れば汗をかくが、ボールはどれだけ走っても汗をかかない
ということ。
サッカーボールはどのくらいのスピードで移動するかといえば、
世界トップクラスの選手であれば、初速で時速150kmを超えるスピードの
ボールを蹴ります。
同じスピードで人間を走らせようとしたら、おそらくカラダが壊れてしまいます。
また、ボールは試合開始直後でも、試合終了間際でも、同じように走れますが、
人間は疲労もあって、なかなか同じスピードで走るのはたいへんです。
その点で、走行距離の面でも走行スピードの面でも、
人間よりもボールのほうが圧倒的に移動効率が良いです。
ですから、「ボールを上手に走らせること」というのがサッカーでは、
最もゲーム展開を左右する要素と言っても良いかも知れません。
理屈はそうですが、人間は感情的な動物でもありますので、
一生懸命走る姿を見れば感動することもあります。
その意味でやっかいなのは、「効率的ではないのに一生懸命な人」
である場合があります。
これは、ビジネスにおいても然り。
どう考えても非効率で、実際に収支計算をする段になって、
コスト要因になっている部分があっても、
「凄くがんばってくれたから、、、」
ということで、収益配分の比率が上がってしまうケースがあります。
これ自体、人間同士のやりとりですから、発生することのは
仕方が無いのかも知れませんが、
ビジネスのルールから考えると、極めて良くない発想だと思います。
さて、ビジネスにおいて「ボール」にあたるものは何か?
といえば、
例えば、機械であり、システムであり、そして、お金です。
これらをうまく活用するかどうかは、
そのビジネスのキャッシュフローを大きく左右します。
時間と労力と手作業を注ぎ込むことも、時には意味がありますが、
多くのケースにおいては、不要なコストを生み出す要因になっています。
あなたの携わるビジネスにおける「ボール」は何でしょうか?
そして、その「ボール」はどの程度うまく活用されているのでしょうか?
ボール自体に欠陥があることもありますが、
それ以上に、ボールを扱う技術であり、ボールを生かす方法論の方を
見直すことが重要でしょう。
ビジネスクリエーターとしてのボールコントロールを上達させるには、
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明日は友部くんです。

Nomura