副業というか複業がリスクヘッジになる4つの理由

副業というか複業がリスクヘッジになる4つの理由

こんにちは。のむらです。
日本の労働人口をみると、85%を超える人がサラリーマンであると言われます。
(ちなみに、1950年代は過半数が事業主であったそうです)
主に人口増によって経済成長が起こった日本ではありますが、
原点は高度経済成長以前、戦前戦後あたりのベンチャー企業の台頭だったりします。
ということは、昨今の低成長、じわりじわりと貧しくなっている日本の状況を打破するには、
原点回帰で事業主を増やすべきだ、という主張もあると思います。
とはいえ、学校教育、家庭での教育など、
「起業なんかしないで公務員になったり大企業のサラリーマンになれ」
と、教えられる機会も多いのが現実ではないでしょうか?
なので、みんなの意志でジリ貧な未来を選んでいるから自業自得だ
と言えなくも無いのですが、
少なくとも私は
楽しくて発展的で豊かな社会をつくることに貢献したいと考えています。
ですので、
高校生の将来の夢のトップが「公務員」(もはや何するかですらないんですよね。。。)
と言われようが、
合コンしたい会社ランキングで「公務員」がトップになっていようが、
就活生の多数派が、何するかは二の次で
大企業に就職して定年まで勤めてマイホームのローンを払いますなんて人生設計をしていようが、
声を出しにして「そんな世の中はごめんだ」と言いたいと思います。
とはいえ、「公務員になったり大企業で定年まで勤めるのは良い人生、
起業するのはどこかの変な人が選ぶ道で自分には関係ない」
と思っている人も多いでしょうから、もう少し安定志向の方々にも納得頂けるような、
ソフト・ランディングな話にします。
そもそも、どうして公務員や大企業に人気があるんでしょうか?
面接で言ったらダメだとは思いますが、
「勤め先が無くなる可能性が少ない気がするし安定的に給料がもらえる気がするから」
というのが本音ではないでしょうか?
よく、「大企業だってこの先どうなるか分かりませんから、、、」
みたいなことをなぜか謙遜っぽくボヤく大企業の人がいますが、
そんなことを言ったら、
中小企業はもっとどうなるか分かりませんから。笑
さらに、スタートアップなんかもはや霧の中ですよ。笑
という話があるわけでして、それを無意識的に思っているために
「大企業だって」と勝手に謙遜してくれるわけですね。
正直、この話はどんぐりの背比べというか、
あまり安定志向の方にとって本質的な問題では無いでしょう。
というのが、
A「大企業だって分かりませんよ」
B「いやいや中小企業なんかもっと分かりませんよ」
なんて会話をしている2人がいたところで、
これって何のリスクヘッジにも貢献してないんですよね。
こんな会話を繰り返していて両方の会社が潰れたり
リストラをしたとして、そういうリスクに対して、
自分のいる会社の規模がどうだという話は関係が無いです。
では、真にビジネスパーソンとしての安定を求めるには、
どうしたら良いでしょうか?
いくつか路線はあるのですが、
どうせならみんなが豊かになる方向性で考えたいので、
複業(副業とは言いたくないですね)をしたら良いと思います。
ということで、現状、サラリーマンですよ、
という方が複業することがリスクヘッジになる理由を挙げてみます。
【複業がどうリスクヘッジになるか?】
1.収入面でのリスクヘッジ
これは分かりやすいのですが、収入の入り口が増えれば、
いきなりゼロになるリスクが減ります。
学生の頃、就活をしている時に
ある大手ファーストフードチェーンの仕事だけをやっている会社がありました。
(ちなみに、資本関係はありません)
説明会からの帰り道に、同じ説明会に参加していた学生が、
「この会社って●●●から切られたらどうなるんだろう?」
と、不安気に話していました。
このリスクは学生ですら気が付くのですが、
「右も左もサラリーマン」
という環境にいたりすると、
「収入の口が1つである」
ということがリスクであることに気が付けなくなってくるのでしょうか。
ということで、安定志向の方こそ、複業をすべきです。
2.人脈面でのリスクヘッジ
私の場合は新卒で大手企業に入ったのですが、
その後、自分で会社をつくって独立した時に、
大手企業の人として名刺交換した相手とは、
今の今まで仕事をしたことがありません。
もちろん、業種や立場によって違うとは思いますが、
少なくとも、本体だけで8,000人以上いる会社の平社員の信用というのは、
そんなもんだと思います。
会社員の頃からご縁のある社長さんともお仕事をしていたりしますが、
自分の会社、すなわち、自分自身の信用でこういうお仕事になっています。
ひとつの看板だけで会える人というのは限定的な上に、偏りもあります。
複数の肩書があることで、出会いにも多様性が出てきます。
そうすると、異なる強みを持った方々と付き合えますので、
人と人の組み合わせでできることも増えていきます。
もし、今日突然失業したとして、
自分が今まで名刺交換した人に誰一人として連絡できないのであれば、
あなたの人脈はかなりリスキーだと思います。
肩書を複数にして様々な人に会うことがリスクヘッジになりますから、
安定志向の方は今すぐに肩書を複数にすべきです。
3.職能面でのリスクヘッジ
昨今はAIの進化があちこちで話題になっています。
それによって「無くなる仕事」なんかも予想が出たりします。
もし、ひとつの職能だけを身に着けているという場合に、
その仕事が世の中から必要とされなくなったとしたら、
キャリアが突然ゼロリセットされます。
毎日やっている仕事が無くなる、と言われてもピンと来ない人も多いでしょうが、
例えば、一世を風靡した「タイプライターを打つ仕事」は、今はほぼ需要がありません。
中長期的に振り返ってみれば、仕事は常に無くなる可能性を含んでいます。
石器を磨いている人だって殆どいません。
複数の職能を身に付けて経験を積んでおけば、
仕事のひとつやふたつが世の中から無くなっても、
別の職能を発揮することができます。
というわけで、安定志向の方であれば、
種類の異なる複数の仕事の経験を積んでおくべきです。
(それが掛け算されるとまた、自分特有の役割というのも生まれますから、
仮に既存の仕事をやる場合でも競争力がアップします)
4.精神面でのリスクヘッジ
恋愛なんかで、特定の相手にのめり込み過ぎると、
一喜一憂の振れ幅が大きくなります。
刺激民族の方にとってはそれも心地良い悩みかも知れませんが。。。
しかし、安定志向の方にとっては、それはかなりストレスフルではないでしょうか?
そもそも、「大手企業に入りたい」から会社選びをしているような方にとって、
「この会社が人生の全て」みたいな感じだったりすると、
それが失われた時の喪失感はそうとうなものでしょうし、
失われそうな気がしただけでもビクビクしてしまうかも知れません。
(そんなことでピクリともしない人はさっさと起業して豊かな社会をつくりましょう)
しかし、複数の立場があれば、
ひとつの立場が無くなっても、まだ次があります。
ですので、安定志向の方にとっては、
精神衛生上も複数の立場をつくっておくべきです。
さて、もし安定志向の方であれば、
既に、複業をしなければならないわけですが、
(逆に、安定志向でない方で複業をしないサラリーマンの方は
人生という掛け金で引き続きハイリスクローリターンのバクチを続けてください)
そもそも複業をしたことが無い人が複業をするにはどうすれば良いでしょうか?
最も簡単な方法は、スタートアップとか零細企業みたいなところの
お手伝いをするのが良いと思います。
そういうところだと色んな人手が足りていませんので、
自分がやりたいorできそうなところで手伝えば良いと思います。
(しかも、社長がすぐにOK/NGを決めてくれますので、面倒な手続きも要りません。
また、報酬の受け取り方なんかも交渉の余地が大きいので、そういう点でも楽です)
ただし、最初から申しているように
「複業」であって「副業」ではないのですね。
要は、自分の人生が主であって、仕事は従なわけです。
自分の人生が主であれば、
仕事に正も副も無いんです。
そもそも、どんな仕事にもお客様がいたりするわけで、
お客様から見たら「副業」なんてものは無いわけです。
どんな仕事もちゃんとやる と言えば当たり前過ぎるのですが、
いい加減にやった仕事でまともな職能を身に着けようというのは、
道理に反しています。
ただ、これまで全く会社以外の人脈が無いので、、、、
という人もいるでしょうから、
そういう人は私たちビジネスクリエーターズにご相談ください。
お問合せから、
いつでも相談をすることができます。
さらに、、、これは副産物ですが、
複業をすると定時に帰るキョーレツな理由がありますので、
(例えば、定時後に打合せを設定したら、「自分が行けない」なんて選択肢がありません)
最近話題の長時間残業なんかもしなくなります。
(というか、できなくなります)
というわけで、安定志向のあなたは、
いますぐ複業をしましょう!
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