常識を覆すのにショック療法としてつかえるのが外部からの参入(未来食堂や俺のシリーズなど)

常識を覆すのにショック療法としてつかえるのが外部からの参入(未来食堂や俺のシリーズなど)

こんにちは。のむらです。
しばらく、飲食店の話題が続いています。
今日も続けます。
最近、Webっぽい属性の人たちの間で話題になっているのが、
未来食堂です。
こちら、元々IT業界にいらっしゃった方による飲食業界への参入なのだそうですが、
・メニューがひとつに絞られている
・ただし、手持ちの食材が開示されていて、それでつくれるものはオーダーできる
・1時間程度働くと1食無料になる
・茶碗の数が業界の「常識」である席数×2ではなく、×5になっている
 (結果的に、ランチタイムが一般的に2回転なのに対し、4回転するそうな)
などなど、
実に効率的かつ効果的な仕組みが導入されています。
回転率のところでいうと、
俺の株式会社も有名な事例ですね。
同じく、他業界からの参入なのですが、
俺のフレンチ、俺のイタリアンなどなど、
皆さんもよくご存じのお店を展開されています。
良い料理人を引き抜いて来て、
回転率のところを上げることによって、
従来の「常識」だった「質と価格」の関係に革命を起こしました。
飲食業界の場合は比較的目立ちやすいのですが、
実は、他業界の人に思いつきで
「こうしたら良いんじゃないですか?」
みたいな話をすると、
「それは業界全体的にあり得ない」
といった話になることがたまにあります。
そこで、
「へー、そういうもんなんですね。勉強になりました」
で話を終わりにしても良いのかも知れませんが、
しかし、
仮に、業界全体が「ムリだ」と思っているということは、
業界内での革命は起こりにくいということの裏返しでもあります。
なので、実は、
「それはあり得ません」
と言われた時には、
「それはあなたにとって私達に勝つチャンスです」
と言われているというケースもあるわけです。
ですから、
「本当にムリなのか?」
(もし、多くの方を喜ばせ、満足させることができる変革なのであれば)
真面目に考えてみる価値があるのではないでしょうか?
ある分野において素人であるということは、
弱点となる場合もありますが、
一方で、革命的なことをするチャンスがある、
ということでもあるかも知れません。
というわけで、
美味しいごはんを頂きながら、
既存の「常識」について、
思いを巡らせたり、情報交換をしてみてはいかがでしょうか?
多少、ボロボロに論破されることがあっても、
とりあえず、「美味しい」というポジティブな感情だけは保証されているのですから。
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Nomura

1 comment so far

から揚げ弁当から飲食店の経営効率を考えてみる |Posted on8:45 pm - 12月 13, 2015

[…] 前回の未来食堂のお話なんかもそうですが、 効率的な仕組みのビジネスだと思います。 […]