Monthly Archive 5月 2017

コネクションは感性とコミュニケーション力によって築かれる

こんにちは。のむらです。
ちょっと前に、
クリエイティブの世界でブイブイ言わせている人の話を聞く機会がありました。
クリエイティブの世界でブイブイ言わせようと、
様々な教育機関に通ったり、
高価な設備や機器類を揃えたり、
という人は、結果的に趣味のレベルにとどまる人が大多数ですが、
けっこういらっしゃると思います。
そもそもの話をすると、
世の中の99%くらいの人には、確固たる審美眼なんていうものは
無いと思います。
しかし、クリエイティブの世界で稼いでる金額については、
残酷なまでに序列化することが可能です。
元々、芸術というのはパトロン文化によって成り立っていたという歴史的な経緯もありますが、
99%の人間に確固たる審美眼がないという集団が社会なわけなので、
社会的に認められるには「誰に良いと言わせるか」が評価の99%くらいを決めると言っても過言ではありません。
実際、しっかり稼げているクリエイティブ系の方々は、
もちろん、基本的な知識と技術はあることが前提なのですが、
「あぁ、こういうコネがあるのか」
という部分があります。
それが、若くしてチャンスを得られる場合であれ、
晩年にチャンスを得る場合であれ、
「社会的評価が高まるだけのコネクション」
というのは必ずあります。
それがクリエイティブな活動であればこそ。
さて、生きているうちに結果を出そうという場合には、
俄然、しかるべきコネがものを言うわけですが、
そうすると、コネの構成要素を知ることが必要です。
出会いというのは大事です。
影響力のある人に出会わないことには、何も始まらないですから。
しかし、出会いは大事とはいえども、出会いでしかなく、
それが「コネクション」と呼べる域に達するには、
関係を維持し、しかも期待値を高めるような何かが必要です。
そこで必要なのが、言わずもがなのコミュニケーション力なのですが、
コミュニケーション力というのは、
相手の思考を理解し、自分の思考を相手に分かるように伝える能力、です。
流暢なスピーチは1つの手段ではありますが、流暢に喋るのは目的ではないです。
ですから、伝わるかどうか?で見ることが大切です。
少なくとも、これができないと、一緒にいて関係を続けることが難しいです。
その意味では、相手の思考体系をちゃんと理解するという、
メンタル的には謙虚さみたいなものもありますが、
それ以前に、読み書きができるという国語力があります。
少なくとも読み書きはトレーニングで向上できるでしょう。
余談ですが、
自分よりも遥かに影響力のある相手のことをちゃんと知るというのが、
そもそも自分を成長させる近道でもあります。
自分の物差しで読解する人は、ちっとも出会いの効果を最大化できていません。
次に、「感性」という要素があります。
これは、自分より遥かに影響力のある相手にとっての、
「ちょっと未来への希望」
というのと
「自分のちょっと未来のやりたいこと(かつやれること)」
を重ねられるように考え、振る舞うこと、です。
これらが揃ったところにチャンスが来ると思います。
逆をいうと、これらが揃わない人にはチャンスが来ないのです。
参入障壁が余程高くない限り、競争相手はどんどん増えていきますから。
もし、ご友人や知人でクリエイティブな活動を生業としたい、という人がいましたら、
何かそういう人のヒントになる話だったら良いですね。
とあるブイブイ言っている人のことからちょいと考えてみました。
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人に投資をするのではなくて、投資を人にする

こんにちは。のむらです。
人に投資をする、という話がちょくちょく出てきます。
大意としては、
他人に何かしらの施しをすることで、
施しをした他人が自分にとって利回りを生む存在にいずれなるので、
他人に施しをすべし、ということだと思います。
ここでいう施しというのは、
お金、時間、労力、知識や情報、信用、精神力といったリソースを注ぎ込むことだと思います。
これ自体は良いことだとおもいます。
もし、自分の持っているリソースが無限であれば、
あらゆる人に対して投資を行うことができますが、
現実的には、そういうことはありませんので、
リソースが有限である前提が必要です。
「人に投資をする」
というと、
どうしても先に「人」が頭のなかに浮かんでしまいます。
そうすると、リソースが有限であることをすっ飛ばして、
「人」を考えすぎてしまうのが、
甘さというか優しさというかがある場合にはありがちな展開です。
そこで、
「投資を人にする」
という表現に変えてみると、
「そもそも人以外に投資する対象はないか?」
という思考が挟まりやすくなります。
「投資」を先に持ってくることで、
まず、リソースの確認をすることになります。
そして、投資である以上は、
「この人は利回りを生むのか?」
ということに思いを馳せます。
果たして、この投資はリターンを生むのだろうか?
と、一旦考えるわけですね。
もちろん、人に対して注ぎ込んだリソースがリターンを生まないことは
けっこうあります。
というか、おそらくリターンを生まないケースが殆どだと思います。
慎重になりすぎると、今度は施し躊躇してしまうかも知れませんね。
1%の法則といわれることもあって、
施ししたうち、ちゃんとリターンを返すのは1%の人だとも言われます。
(ただし返す1%の人は99%の残りの人が束になってもかなわないリターンを返す、と)
ですので、「投資である」以上は、
その人をよく見るべきですが、
よく見た上で投資するなら、あとは1%の法則だと思って、
回収を急がない心の余裕も大事だと思います。
ということで、私も微力ではありますが、
一期一会を大事にしながら、施しをしていきたいと思う次第です。
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