Daily Archive 2016/12/02

VRについて考えてみる

こんにちは。のむらです。
VRが色々なところで話題になっています。
体験もしてみました。
理屈は分かっていたのですが、
実体験は一味違うと言いますか、
うまく表現できないですが、
想像とは違いのある体験でした。
一方で、どうしたら普及するのか?
ということも考えましたが、
おそらくはBtoBtoCのような業態が良いように思います。
というのが、
HMDと高スペックPCで、初期投資が25万円くらいになるのですね。
となると、少額で回転させる業態のほうが相性が良さそうです。
※アーケードゲームのように
また、某テーマパークをはじめ、
アミューズメント施設では活用されるでしょう。
少し中期的な流れで捉えてみると、
PCを介してインターネットに繋がるというのは、
物理世界の拡張であったと思います。
スマートフォンが普及したことで、
その小窓も増えました。
そういう捉え方から見た時の、現状のVRは、
局地的な物理世界の拡張なのですが、
その精度が増しました。
ただし、現状ではインタラクティブコミュニケーションについては、
少し難しい状況です。
インタラクティブコミュニケーションというのは、
突き詰めると
「人間がインターネット空間を舞台に人間と触れ合う」
なのですが、
VRの未来を考えるに、
「人間がVR空間を舞台に人間以外と触れ合う」
となるように思います。
もちろん、ボットやAIの普及によって、
インターネットにおけるインタラクティブコミュニケーションも、
相手が人間以外になりつつあります。
これらの状況を俯瞰すると、
VRというのはAIやボットとかなり共通した分野にも見えます。
正直、インターネットの登場前後で考えても、
インターネットというのは「新たな情報空間の出現」
であって、新たな大陸ができたような変化なのですが、
「ネットとリアル」
だの、
「所詮はネット」
みたいな、保守的な旧人類はそもそもここを
正確に捉えることも難しいように思います。
入り口がスマートフォンになっても、
いわゆる進歩に対するネガティブコメントは、
悉く本質を外している気がします。
VRは普及がひとつ目のハードルでしょうが、
次はインタラクティブ性はどういう方向に持っていくか?
というハードルがありそうです。
実は、
空間こそVR空間であっても、
コミュニケーションの相手が人間にすることもできます。
これを進歩の方向性として、
適切かどうかというのが考えるべき重要テーマだと思います。
当面はこの点について考察をしつつ、
VRのお仕事を進めていきたいと思います。
※VR関連のご相談がある方はいつでもご相談ください。
 おそらく、来年は不景気っていうムードになりそうなのと、
 とはいえ徐々に事例が増えていくので、予算取りするなら、
 今年度が良いですよ♪
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