こんにちは。のむらです。

紙の本と電子書籍というのは、よく、対立構造で語られますが、
近いところでは、ガラケーとスマフォでしょうし、
印刷技術でいえば、活版印刷と平版印刷のような構図だと思います。

ちなみに、
私も電話としてはなんとかガラケーをつかっていたりもするのですが、
(これは電池が長持ちするという理由です)
既にガラケーを買うこともできなくなったので、
次回は電話もスマフォに移行せざるを得ないでしょう。

現状、スマフォは手帳であり小さなパソコンという役割です。

そして、本という役割もあります。

ここしばらく、紙の本を買わなくなりました。

一番の理由は、携帯性が悪いというところです。
情報量あたりの重量とか体積というのを考えると、
スマフォに入っているKindleアプリにまるでかないません。

先日、
大手出版社の方ともこのテーマで話す機会がありましたが、
その方曰く、
今は「なんとなく」だが、「紙が上で電子書籍が下」
という無意識のヒエラルキー意識が業界人にある、
とのことでした。

現状のシェアが9:1とかだから、というのも一因であろう、と。

ただ、紙のシェアは下降トレンドであり、
電子書籍のシェアは上昇トレンドである、と。

となると、このシェアが入れ替わった時には、
この、謎のヒエラルキーというはまたやはり
「なんとなく」
入れ替わるのだろう、と。

少し頭でっかちに考えれば、
汎用品の普及には環境が大事だということにもなりますが、
スマフォの普及率を考えると、
現状のシェアが9:1というのが、
既に合理的な事象では無いですね。

実際、電子書籍の場合、
買いにどこかへ出かける必要も無く、
買ったらすぐに読めます。
また、持ち運ぶのに重くないし場所もとりません。

スマフォだと文字サイズが、、、
という場合は、もう少し大きいサイズのタブレットもあります。

AmazonのKindleストアでは1万円を切るタブレットも出ています。

これは、Amazonが電子書籍の市場に、
カンフル剤を投入したと味わうことができます。

Kindleストアではなくても、Amazonで検索したりすると、
手頃なタブレットがすぐに見つかるでしょう。

よく、紙の書籍を擁護する人が
「本はカタチや重さが大事なんだ」
みたいなことを言っていますが、
これはあまり本質的ではないと思っています。

仮に、表紙、裏表紙、背見出しも表示できる
デジタルデバイスをつくれば売れるか、
という話になりますが、まぁ、これは売れないでしょう。

つまり、この時点で、本の形状に価値があるというのは、
真実では無いのだろうと思います。

おそらく、現代のような本の形式も、
木簡や巻物との移行期には、
「やっぱりこっちの形状が良い」
って言われてたんじゃないかと思います。

いつの時代も、「善意の無意識的なノスタルジー」
によって生活習慣の変化は常にブレーキがかかってきたのが、
人類の歴史でしょう。

話がそれましたが、
むしろ、
そういうことを言いながら、
電子書籍をガンガンつかっている人というのを
殆ど見たことが無くて
冷静に比較した結果の意見ではなさそうです。

さらに、本の作り手のことを真面目に考えると、
印税率は電子書籍のほうが高いので、
コンテンツを生み出す人にとっては単純にメリットがあります。

また、紙の本ではできなかった表現というのが
もっと自由にできるようになります。
動かすとか音声つけるとか、そういうことも理論上は出来るのですね。

さらに、読み手ごとに動きを変えるとかもできそうですね。

なんだったら、ページ送りまで自動化できないものかと。。

少なくとも、紙の本には、このような機能拡張の可能性があまりありません。

もうひとつ、
冒頭のヒエラルキー意識を支えていそうなことが、
出版社、取次、書店
という巨大化してしまったビジネスモデルでしょう。

もし、今、出版業界をゼロからつくろうとしたら、
こういう仕組みにはしないのではないでしょうか?

となると、自ずと、
どういう未来を考えるべきかというのも明らかになります。

さらに言うと、
小学校で電子書籍を教科書にしたら、
世界観はもっと早く変わりそうですね。

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