こんにちは、スタッフの大久保です。

前回のブログに続き、m-flo VERBALの『フィーチャリング力』という本から
良いと思った内容をご紹介します。

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プレゼンテーションは、相手が喜ぶ「プレゼント」

フィーチャリングをするときに気をつけるべきポイントは、自分が提案したことに相手が価値を見出すかどうかです。いかに「この人とフィーチャリングをしたい」と熱意を持ってアプローチしても、「あなたと一緒に仕事をして何のメリットがあるの?」と相手に思われてしまったら、それは100%成功しない。

子供や学生同士、遊び仲間のような関係だったら「この人と仲良くなりたい、一緒に遊びたい」という気持ちだけで人を誘うこともあるでしょう。けれど、大人として誰かに仕事をお願いすること、自分のプロジェクトに参加してもらうということは、たとえ相手が有名な人であろうが若手であろうが、その人に時間を割いてもらい、それを自分のために使ってもらうということです。相手に「時間を使ってもいい」と思ってもらうためには、まずはその人にとって参加する価値があると思ってもらえる内容を、こちらから提案する必要がある。そのために行うのがプレゼンテーションです。

特に、僕が一緒に仕事をしたいと思う相手は、たいてい、人気があって忙しい人たちが多い。そういう人に時間を割いてもらうにはどうするか? まずは、その相手にとって価値があるものは何かを考えて、おもしろいと思ったり喜んだりしてもらえるコンセプトやアイディアを提示します。それが何も浮かばないようだったら、アプローチすることをあきらめることすらあります。

 m-floの「loves」プロジェクトでも、ただ「一緒に何かやろうよ」と言うだけでなく、どんなことをやりたいのか、その人が参加することでそれがどう実現するのか、ある程度のコンセプトを必ず最初に説明していました。たとえば、その人が今までやったことのないことを提案して、それをおもしろいと思ってもらうことで、オファーを受けてもらったということがありました。

 坂本龍一さんにフィーチャリングをお願いしたときもそうでした。ちょっとやそっとのことじゃ教授はおもしろいと思わないだろうから、僕らの曲では、あえて教授にラップをしてもらおうと思った。それも、普通にラップをするのではなく、「あ」「い」「う」のように、一文字ずつ発音してもらったものを、音楽ソフトで切り貼りして一風変わったラップに仕上げたい、と伝えた。教授は昔からユーモアをすごく大事にするような印象の方だったので、「不思議なラップをしてもらえませんか?」という僕らの提案をおもしろがってもらえたのかもしれません。

 相手がまだやったことのないことをできる機会や、まだ持っていないものが手に入るようなチャンスを用意する。そして、そのことをきっちりと相手にプレゼンテーションする。そういう発想がないフィーチャリングはうまくいかないと思います。いかに自分がやりたいことでも、相手がメリットを感じないものや、すでにやったことのあること、その機会を与えられても喜ばないものだったら、そこで話は終わりです。(中略)

プレゼンテーションとは、相手へのプレゼントです。誰だって、自分が本当に好きなことをわかってもらえたら嬉しくなる。だからこそ、相手が欲しいものや、愛するもの、刺激を感じるものは何か、それを踏まえて話をするのが大事なんです。自分のやりたいことばかりをしゃべるプレゼンは、ほとんど失敗します。そういう話は2分でつまらないと思われてしまう。

相手に「ひと肌脱ごう」と思ってもらい、いい仕事をしてもらうには、その相手に、まずは喜んでもらえる「プレゼント」をしないといけないのです。

 (VERBAL 『フィーチャリング力 あなたの価値を最大化する奇跡の仕事術』幻冬舎 2013/2/27)

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ビジネスクリエーターズで言えば、毎月のLiveを開催するにあたり、講師の方へ講演のご依頼をさせて頂くのですが、そのときに「講演をして頂きたい」というだけでなく、相手のメリットも考えているか、それをきちんとプレゼンテーションできているか。「依頼・お願い」ではなく「プレゼント」になっているかどうか、という観点で講師の方にご連絡する。

また、ビジネスクリエーターズの会員にも、勉強会のご案内をご覧頂いたときに、その勉強会に価値を感じて頂ける。
そんな会員の方への「プレゼント」となるような勉強会を開催していこうと思いました。

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